元夕刊紙記者たちが、井戸端会議感覚で読者の皆さんに話題のニュースを広く浅く、たまに奥深く提供します

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　お笑いコンビ爆笑問題所属の芸能事務所タイタンを率い、太田光（４９）の妻でもある太田光代社長（５０）が今年、新たな商品開発に乗り出すことを本サイトに打ち明けた。大の酒好き、酒豪で知られる光代社長、早ければ２０１６年の夏に光代ブランドの本格冷酒を製造販売するというのだ。すでに来る日に向け、準備は着々と進んでいる。

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太田社長㊨は常に前向き。今年は冷酒プロデュースに乗り出す。日本エレキテル連合（橋本小雪㊧と中野聡子）と３人で近々フジテレビのバラエティー番組「ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ」の人気コーナー・ビストロスマップに登場する（写真はフジテレビ「バナナマンの決断は金曜日！」から）

　太田社長は芸能事務所社長としての活動のほか、実業家としての顔も持つ。東京・南青山ではフラワーショップ「アリエル」、阿佐ヶ谷ではハーブアロマ専門店「ウィッチムーン」を経営しており、特に小田急・新百合ヶ丘駅（川崎）近くには「アリエル」と「ウィッチムーン」のほか、カフェや全身トリートメントも受けられるリラクゼーション複合施設「キューピット・ハート」を展開している。

◇まずはコメ選びから

　また２００９年から爆笑問題が司会を務めるＴＢＳのバラエティー番組「サンデージャポン」とコラボしたスパークリングワイン「Ｓｕｎｄａｙ　Ｊａｐｏｎ　３２４」をプロデュース。１０年からマンズワインと提携し毎回、大好評を博している。昨年１１月に限定発売（５０００本）された長野メルロー種１００％使用のスパークリング赤ワインは、あっと言う間に売り切れた。人一倍ワインの味にはうるさく、マズければ平気でソムリエにも意見する性格だけに、味には絶対の自信があるという。

　その太田社長が満を持してプロデュースに乗り出すのが日本酒（冷酒）だ。すでに兵庫・灘の有名酒造メーカーと話は進んでおり、「お酒は知らないと売れません」が持論の太田社長は、今春から自らコメ選びにも乗り出す。コメが決まれば、そのコメが収穫され、仕込み、発酵、ろ過などの酒造工程を経て、早ければ来年の夏にはその名も「光代の酒」「三二四の酒」「みつよの酒」…ネーミングは流動的ながら、「本格冷酒の販売にこぎつけたい」と抱負を語った。場合によっては、既存の冷酒の樽を自分で吟味し、理想とする味に一番近い酒をピックアップ。宣伝用に前倒して売り出すことも検討中で、今夏にも「光代の酒」がお目見えする可能性もある。

◇年明けから気の休まる暇なし

「頑張っておいしい冷酒を造りますよ」と明るく答える太田社長だが、その一方でこのところ様々な問題が噴出し、その対応に追われまくっていた。まずＮＨＫの新春お笑い番組で、爆笑問題の「政治家ネタ」がボツにされたと田中裕二（５０）がラジオで発言し物議を醸し、８日行われたＮＨＫ会長の定例記者会見でも俎上に載せられた。同局の籾井会長が「（漫才のネタには）品性、常識があってしかるべき」と発言したとされるが、別にＮＨＫと爆笑問題の間にトラブルがあったわけではない。本サイトの取材で明らかになったのは、生放送ならではの放送時間、いわゆる〝尺〟を短縮するために、たまたまボツにされたのが政治家ネタ。ＮＨＫが意識的にボツにしたわけではないことがわかった。

　またタイタンと昨年からマネジメント契約を結んでいる作家兼ミュージシャンの辻仁成氏（５５）は、中山美穂（４４）と別れた後も息子と２人で助け合いながらパリで暮らしている。そのパリでイスラム過激派組織による銃撃事件が勃発、１０日未明、無事は確認されてはいるが所属タレントが厳戒態勢のパリにいるだけに、その心中は穏やかでない。それに〝父方〟の叔父（享年８２）が８日早朝、亡くなったばかりで、自身のツイッターにも悲しみのコメントを載せている。

「小さな事務所ですから、社長なんて名ばかり。私は自らも営業に回りますし、社員が一致団結して頑張れば必ず道は開かれます。私は社員を〝サンシャイン〟（文字にすると〝ＳＵＮ社員〟）と呼んでいます。私が頑張れば、社員も頑張れる。落ち込んでなんていられません」

　前進あるのみ。やはり太田社長には、前向きの力強い言葉がお似合いのようだ。