28
March , 2024
Thursday

今日見新々(1月23日=金)

2015年1月23日(金)11時59分更新

 日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースをコンパクトにまとめた「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう。

――――――――◇――――――◇――――――◇――――――◇―――――――――

 【「イスラム国」拘束日本人続報】

 過激派組織イスラム国に拘束された後藤健二さん(47)と湯川遥菜さん(42)の殺害期限とされた午後2時50分ごろが遂に過ぎたが、いまだこう着状態が続いている。午後の会見で菅官房長官は「さまざまな情報に接していることも事実ですが、2人の早期解放を求めて関係各国やさまざまな団体の方に協力要請しています」と現状を説明した。2人が無事なのか、何処にいるかも含め、殺害予告以降イスラム国サイドからの反応はなく、日本政府も対応に苦慮している。

 今日は午前中に後藤さんの母、石堂順子さんが記者会見した。石堂さんによれば、後藤さんが日本を出立する2週間前に子どもが誕生、生まれたばかりの我が子を置いて危険地域に旅立った理由を後藤さんの妻を通して聞いたところ「先に拘束されている知人(湯川さん)を救出するために何が何でも、という気持ちで飛んで行ってしまったと言っていました」と答えたという。子どものころから優しい息子だったと振り返る石堂さん、「健二はいつも戦地の子どもたちの命を救いたいと言っておりました」とし、「どうぞ皆様のお力で健二の命を救ってください」と涙ながらに訴えた。無事の帰還を祈るばかりだ。

 【白鵬33度目の賜杯=歴代単独最多優勝】

 大相撲初場所(東京・両国国技館)13日目、これまで全勝の横綱白鵬(29)に2敗で追う横綱・日馬富士がまず同鶴竜に敗れ3敗目、残る2敗は大関・稀勢の里のみ。白鵬との直接対決で、白鵬が勝てば優勝が決まる大一番を迎えた。両者気迫の大相撲で、最初の一番は物言いがついて取り直し。接戦の末、白鵬が押し倒しで勝利し、千秋楽を待たずして5場所連続の優勝を決めた。と同時に先場所、昭和の大横綱大鵬と並んだ優勝32回の記録を33回に伸ばし、単独での最多優勝記録を更新した。白鵬は「うれしい」としながらも「まだ今場所はおわっていない。気を引き締めていきたい」と言葉少な。それでも新記録をつくった余韻に自然と笑みもこぼれる。北の海理事長は「これで終わる横綱ではない。(優勝)40回を目標に頑張ってもらいたい」と語った。

 多くの相撲ファンからも新記録を祝福する声が多数寄せられる一方、「大相撲全盛期だった昭和と違って、他が弱すぎる。いくら記録更新と言っても参考記録にしかなっていない」(70代の相撲ファン)というファンもいれば、「今場所はそうでもなかったが、いつも負けた力士に対してダメ押ししてみたり、弱者をにらみつけるような素ぶりなど、とにかく品格の無さが随所に出てくる。彼のそんな態度を見るたびに気分が悪くなる。外国人力士だから可哀相だとか、文化が違うから仕方ないと慰める人がいるけど、そんなの関係ない。綱を張るからには、もっともっと精進して横綱としての自覚を持ってほしい。いくら優勝回数を重ねても、今のままでは私は彼を大横綱とは認めない」(50代の男性相撲ファン)という手厳しいファンもいる。果たして白鵬にこのエールが届くかどうか…。しっかし情けないのは日馬富士に鶴竜…それに大関陣だろう。せめて千秋楽までは頑張れよというのが、誰しも思うことではなかろうか。

 【ETC】

 ・野球殿堂博物館表彰委員会は2015年度の野球殿堂入りを発表し、元ヤクルトの古田敦也氏(49)を選出した。古田氏は89年、トヨタ自動車からドラフト2位でヤクルトに入団、野村監督の指導の下、ID野球の落とし子と言われ、盗塁阻止率歴代1位に輝く捕手に成長、91年には首位打者にも輝いた。通算打率2割9分4厘、2097安打、217本塁打1009打点。現在は野球解説者。

 ・東京電力の広瀬直己社長は資源エネルギー庁を訪ね、今年3月末までに福島第一原発のタンク内にあるすべての汚染水処理を終えるとした計画を断念したと報告した。汚染水から放射線物質を取り除く設備(ALPS)で思うような稼働が実現できなかったためと説明、完了の目標を5月中と定め、「1日も早く処理できるよう努力する」と話した。

早くも桜の開花予想…すべての人に満開の桜が咲くことを祈るばかりだ

早くも桜の開花予想…すべての人に満開の桜が咲くことを祈るばかりだ

 ・そろそろ花粉が飛び始めたと言われるなか、民間の気象会社ウェザーマップから今年の桜の開花予想が発表された。開花が最も早いのが高知の3月21日ごろで、東京と名古屋は24日、大阪は27日ごろとなっている。ちなみに東京のソメイヨシノが満開になる予定は4月1日ごろだとか。センター試験も終わり、国公立の二次試験に私大の入試…受験生はこれからが本番。井戸端新聞を読めば、きっと君の努力に桜の花も満開に咲くハズ!

 ・シドニーで開催中のサッカーアジア杯準々決勝UAE戦(FIFA80位)に臨んだアギーレジャパン(同54位)は、1―1のまま延長戦でも決着がつかず、PK戦にもつれ込んだ。先行の日本は一番手の本田がよもやの失敗で苦しい展開だったが、UAEも3人目がミス。その後、5人目は両チームとも外してサドンデスに突入した。ところが最初の香川が外し、UAEが成功しジ・エンド。日本は1996年以来、5大会ぶりに準々決勝で姿を消し、前大会に続く連覇も逃した。


関連記事


タグ

, , , , ,

コメント




情報提供をお願いします

当サイトは、読者の皆さまと井戸端会議をする感覚で制作し、運営することを目指しております。

そのため随時、ジャンルを問わずに情報提供をお願いしております。ぜひご協力願えれば幸いです。

ただし何分、現在の運営状況では謝礼をお支払いできる余裕はございません。ぜひ当方の現況をご推察、ご理解のうえ、ご賛同、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

情報提供(各種問い合わせを含む)はこちらをクリックして、必要事項をご記入の上、送信してください。

受信順に拝読させていただきますが、何分少人数で運営しているため返信や回答が遅れるばかりでなく、すべてにおこたえできないことがありますこと、何卒お許しください。