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April , 2024
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今日見新々(1月25日=日)

2015年1月25日(日)11時13分更新

 日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースをコンパクトにまとめた「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう。

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 【イスラム国関連続報】

 未明に飛び込んできた衝撃ニュースに、日本国中が落胆と深い悲しみに突き落とされ、同時にイスラム国のあまりに残忍なやり口に、許し難い憤りを感じた。イスラム過激派組織「イスラム国」にとらえられ、殺害されたとする湯川遥菜さん(42)。千葉市に住む湯川さんの父、正一さんが息子の殺害を知らされたのは午前0時ごろだったという。その時の心境を「とうとう来てしまったんだと残念な気持ちでいっぱいです。これがウソであればいいなと心の中では思っています。再会できれば思いっきり抱きしめてやりたい」と無念の心のうちを語った。また同じくイスラム国に拘束され、湯川さんの殺害写真を持たされた後藤健二さん(47)に対しては「(湯川さんは後藤さんを)兄のように慕っていました。自らの命をかけて現地に入られ拘束され、心苦しく残念です。できるだけ早く解放されて、日本に帰って活動して頂きたいと思っています」と答えた。

 2億㌦の身代金に代わってイスラム国が提示してきたのはヨルダンに収監中のサジダ・アルリシャウィ死刑囚の解放だ。これに対し、日本政府はヨルダン政府と協議している模様だが、ヨルダンにもイスラム国に拘束されている同国軍のパイロットがいる。自国民の救出を差し置いて、後藤さんのためにサジダ死刑囚を釈放することは難しい情勢で、果たしてどのような解決策が検討されるか、日本政府としても手探り状態が続く。

 安倍首相はこの日、米国オバマ大統領と電話会談し、テロに屈することなく国際社会とともに世界の平和と安定に協力していくことで一致したという。ただ「米国との密接な関係を強調すればするほど、イスラム国は日本を敵対国と見なし、これまで以上にテロの標的にしてくる可能性が出てくる。後藤さんの解放どころか、安倍首相の一挙手一投足が日本国民全体の安全保障にかかわってくることを肝に銘じるべき。もちろん国際社会とのバランスもあるだろうが、いまはあまりイスラム国を刺激すべきときじゃない」(ある国際ジャーナリスト)という話もある。まずは一刻も早い後藤さんの無事救出を願いたい。

 【白鵬全勝優勝=自身の記録更新】

いまや白鵬だけの大相撲といっても過言じゃない!?(写真はNHKから)

いまや白鵬だけの大相撲といっても過言じゃない!?(写真はNHKから)

 大相撲初場所千秋楽(東京・両国国技館)が行われ、白鵬は鶴竜との横綱対決を寄り切りで勝利し、自身が持つ最多全勝記録を11に伸ばし、すでに13日の取り組みで更新した33度目の最多優勝に華を添えた。情けないのは他の力士たち。とくにヒドかったのが横綱大関陣。日馬富士が11勝4敗で鶴竜10勝5敗、横綱がこうなら大関陣もだらしない。稀勢の里が11勝4敗で琴奨菊は9勝6敗、豪栄道にいたっては最後の最後で琴奨菊に勝ってカド番を脱出した。殊勲賞、技能賞は該当者なし、敢闘賞は照ノ富士(東前頭筆頭)が千秋楽に玉鷲を破って8勝7敗で受賞したが、もし照ノ富士が勝ち越せなければ、三賞すべてに該当者なしの場所に終わっていた可能性大だ。

 唯一の救いは相撲人気の復活だろう。15日間満員御礼になったほか、懸賞本数は記録ラッシュ。まず今場所1場所だけで合計1625本の懸賞が掛かり、これまでの最多記録だった1381本(2014年秋場所)を244本も上回った。また千秋楽の白鵬―鶴竜戦では61本の懸賞がかかり、こちらも一番の取組としてはこれまでの朝青竜―白鵬戦(2006年秋場所の51本)を抜き歴代1位、白鵬個人だけで今場所545本の懸賞を手にし、こちらも自身の持つ515本(05年九州場所)の最多記録を更新した。まさに白鵬のためだけにあった場所だったといっても過言ではなかった。

 【ETC】

 ・今秋、AKBグループ国内5つ目のユニットとなるNGT48が発足することが決まった。NGT? そう新潟! 3月から第1期生を募集し、10月1日に専用劇場が新潟市内にオープンするのだとか。そう言えば昨年、AKBグループ総合プロデューサーの秋元康氏から、この春にも札幌にSPR48を発足させるなんて話が出ていたっけ。一向に具体的な話が出てこないがどうしたんだろう。NGT48の発表で、やきもきしているどさん子ファンは多いハズ。秋元さん、どうなってんの?

 ・この日はいくつか地方選が行われた。まず山梨県知事選は元民主党代議士の新人、後藤斎氏(57、無所属=自民、民主、公明推薦)が新人2人を破り当選、甲府市長選は元山梨県議の樋口雄一氏(55、無所属=民主、維新、公明推薦)が3人の新人を退け当選した。北九州市長選は現職の北橋健治氏(61、無所属=自民推薦)が他の2新人を破り当選、福島県本宮市長選は現職の高松義行氏(60、無所属)が他の新人2人を破り当選した。新潟・弥彦村長選では元日経記者で無所属新人の小林豊彦氏(69)が、無所属現職で4選を目指した大谷良孝氏(58)を破り初当選。同村では過去8回にわたり無投票が続き、選挙戦に突入したのは36年ぶりだった。


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