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April , 2024
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今日見新々(2月16日=月)

2015年2月16日(月)11時57分更新

 日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースをコンパクトにまとめた「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう。

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 【株価終値ベースで1万8000円台回復】

株価は順調に回復している(写真は本文とは直接関係ありません)

株価は順調に回復している(写真は本文とは直接関係ありません)

 一喜一憂していいか悪いかは別にして、週明け16日の東京株式市場は幅広い銘柄に買いが出て、日経平均株価は先週末より91円41銭高い1万8004円77銭で取引を終えた。終値ベースで1万8000円台を付けるのは2007年7月24日の1万8002円3銭以来、ほぼ7年7カ月ぶり。先週末に発表されたユーロ圏のGDPの伸び率がプラスになり、ギリシャの債務問題など、懸念されていた危機感が一時的に払しょくされたこと、さらにこの日発表された日本国内の実質GDP成長率(昨年10~12月期)が平均2.21%と3四半期ぶりにプラスに転じたことも好感された。ただ事前の民間予測ではおおむね3%台後半が多かったため、期待されたほどの回復には至っていない。

 それでも「昨年、当基金の加入者に何とか給付引き下げの同意をもらい、基金存続基準をクリアできた。さらにこのところの株式市場の回復で運用にもプラスになっている。ありがたいこと。このまま順調に推移してほしい」というのは東京都内のある厚生年金基金の理事。そういえば企業年金が破たん、解散危機に直面していると言われて久しいが、国内外の株式や債券などで資産運用しているだけに、少なくとも平均株価の上昇はひと息入れる好材料になっていることは間違いなさそうだ。

 【錦織優勝は当然の帰結】

 もうメディアはこぞって大騒ぎ。「錦織快挙!」、「圭やった!」、まあ人間悲しいより、うれしいほうがいい。この日、米テネシー州で行われた男子テニス「メンフィスオープン」決勝に臨んだ第1シードで世界ランク5位の錦織圭(25、日清食品)が同15位で第2シードのケビン・アンダーソン(28、南アフリカ)と対戦し、6―4、6―4のストレートで勝利し優勝、同大会3連覇を果たした。錦織がツアー優勝を果たすのは昨年10月、東京で行われた楽天オープン以来、通算8度目。

 冒頭のように「快挙」だとか、中には「第1シードで優勝するのは難しいんですよ」などと訳知り顔で解説するテレビのコメンテーターがいた。「優勝の可能性が高いから第1シードなのでは?」、「快挙じゃなくて、順当というのが正解なのでは?」とツッコミどころ満載だが、格下相手の優勝など、もはや日本のファンたちにとってはうれしいけど、〝当たり前だのクラッカー〟。4大大会、いわゆるグランドスラム大会優勝こそが快挙なのだ。全豪オープンはすでにベスト8で涙をのんだが、これから全仏オープン(5月24日~日本時間、錦織の昨年の成績=1回戦敗退)、ウィンブルドン選手権(6月29日~、4回戦敗退=ベスト16)、全米オープン(8月31日~、準優勝)と続く。錦織も日本のファンたちも、狙うはそこ。もちろんメンフィスオープン優勝をきっかけに、快進撃を続け、すべてに優勝してほしいのがファン心理。それこそ世界ランクを少しでも上げて、最終的には…。ちょうどこの日、男子テニスの今週の世界ランキングも発表された。1位ノバク・ジョコビッチ(27、セルビア)、2位ロジャー・フェデラー(33、スイス)、3位ラファエル・ナダル(28、スペイン)、4位アンディ・マリー(27、英国)、そして5位に錦織。順位の変動はなかった。目指すは4大大会制覇に世界ランク1位に決まっている!

 【凱旋復帰の黒田が会見】

 ヤンキースからFAになり8年ぶりに古巣、広島に復帰した黒田博樹(40)がこの日、広島市内のホテルで記者会見に臨んだ。年俸20億円とも21億円とも言われる巨額年俸を蹴飛ばし、年俸4億円プラス出来高払いの1年契約での復帰。まさに黒田は男気を持って凱旋した。ファンにとっては黒田さまさま、その黒田は「広島という小さな街ですけど、そういうところでね、僕のことを待ってくれる人が凄く感じてました」と復帰の喜びを語った。そして「カープのユニホームを着て投げるほうが、もしかそれで最後の1球になったとしてもね、自分の中では後悔は少ないんじゃないかな」、「帰ってきてよかったと思えるような最後、野球人生にしたいなと思っています」と引退設計にも言及した黒田。

 1997~2007年の広島在籍時の日本通算103勝89敗、防御率3.69、08~14年のドジャース、ヤンキース在籍時のメジャー通算79勝79敗、防御率3.45は、まずチームのリーグ制覇と日本一に貢献し、残り18勝と迫った日米通算200勝を目指す。17日に沖縄・沖縄市入りし、背番号15を付けて18日からチームの2次キャンプに合流する。日本に復帰したメジャー経験者は現役、引退含め39人いる。ところが高額年俸だけふんだくり、全く活躍できなかったSを筆頭に、期待外れがほとんど。そんな中、間違いなく黒田はナンバー1、バリバリの現役メジャーの凱旋復帰。広島ファンならずとも、黒田の一挙手一投足に注目が集まりそうだ。

 


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