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今日見新々(2月26日=木)

2015年2月26日(木)11時58分更新

 日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースをコンパクトにまとめた「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう。

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 【上戸彩がCM女王返り咲き】

 昨年1年間のテレビCM出稿量ランキングがこの日、ビデオリサーチから発表された。関東、関西、名古屋地区の民放各5局を対象にしたもので、3地区ともに上戸彩(29)がトップ。上戸は2007年に名古屋地区で1位(関東8位、関西5位)になって以来、必ずどこかの地区で1位を獲得、11年には初めて3地区でトップの座に躍り出た。12年は名古屋地区の2位を除き関東、関西ともに1位に輝き、ここ数年はCM女王として君臨していた。ところが13年は同じ事務所(オスカー)の後輩、剛力彩芽(22)に全地区でトップの座を譲り、後塵を拝した。その剛力は今回、全地区で20位圏外に沈み、上戸の圧勝。先輩の貫録を見せつけた。それでも「そろそろ上戸人気にも陰りが出てきている」というのは芸能関係者だ。「結局、ソフトバンクの白戸家シリーズのCMが好評なだけで、上戸個人にかつてほど人気に勢いがあるわけではない。このシリーズが続く限り、上戸の順位が大きく落ちることはないが、さすがに結婚までして、いつまでもコミカル系のコマーシャルに出続けるわけにもいかない」(同)。

 このところ上戸、剛力、そして武井咲(21)のオスカー3人娘をはじめ、AKB48グループなど女性が上位を占めていたが、今年はちょっとした変化がある。2位(関東地区=以下同)の堺雅人(41)は前年40位、3位の松岡修造(47)は同30位、4位の西島秀俊(43)に至っては同59位からの大幅ランクアップ。ほかにも7位の阿部寛(50)は15位、10位の櫻井翔(33)は17位から順位を上げており、男性陣の健闘が目立っていた。CMは時代を映す鏡と言われて久しいが、少しずつ時代は変わっているのだ。(参考資料=2011~14年の年間CM出稿量ベスト20

 【不倫OK!?】

 韓国で不倫するとお縄付き! しばらくこれが常識となってきた。中高年の記憶に新しい(といってもかなり32年も前になる)白仁天氏(71)の姦通罪逮捕。白氏は東映やロッテなどでプレーし、1975年には首位打者にも輝いたほどのスラッガーで81年、近鉄を最後に日本プロ野球界を引退した。その後、故国、韓国でプレーしていた矢先の出来事だった。海を越えて伝わってきた一報に、まさか「あの白人天が?」、「不倫で逮捕?」と驚きをもって受け止めたプロ野球ファンも多かったに違いない。日本では「不倫は文化だ」などと胸を張った一部(といってもたった一人だが)、ナンパな芸能人がいたが、世間の常識に照らし合わせれば当然、不倫はアウト。さすがにクビとまでいかなくとも、会社員は閑職に追いやられること必至だ。ただそれでも有罪にされると2年以下の懲役が科される韓国に比べれば、まだ救われていた。

 その韓国で大きな判決が下された。この日、韓国憲法裁判所は、配偶者のいるものが配偶者以外の異性と性的関係を結ぶことを罰する「姦通罪を違憲」とする裁定を下したのだ。これにより1953年以来、62年ぶりに同罪が即時廃止され、不倫しても刑務所に入れられる心配はなくなった。また08年10月30日以降に姦通罪で起訴、もしくは刑が確定していても公訴取り消しや再審請求ができる。ちなみに姦通罪で起訴された5464人が対象となるという。

 余談だが、かつてソウル五輪が行われる時、某新聞社では韓国に向かう取材陣に向かって「遊ぶなとは言わない。でも人妻だけは相手にするな」と言ったとか言わなかったとか。とはいえもちろん韓国とて「不倫を文化」として認めたのではない。当然、日本同様、民事裁判等で金銭上や倫理上で大きな代償を支払う可能性は大いにある。不倫は覚悟と責任が付いて回ると認識すべし。

 【ホトケの下村文科相が激高!?】

ふだんはにこやかな下村文科相が、この日の予算委員会で珍しく語気を荒らげた(写真と本文は直接関係ありません)

ふだんはにこやかな下村文科相が、この日の予算委員会で珍しく語気を荒らげた(写真と本文は直接関係ありません)

 週刊文春最新号の報道で、またぞろ国会が空転しそうな雲行きだ。今度は某前農相と違い、見るからに悪いことしなさそうな下村博文文科相(60)がその主役。何でも同相の名前を冠する後援会組織の「博友会」は全国に10団体あり、そのうち総務省や都道府県に政治団体として届けているのは東京にある同会だけという。地方にある他の9団体は、政治団体として届けていないのに政治資金集めの講演会やパーティーを開いており、これが政治資金規正法違反に当たると同誌は訴えているのだ。

 この日午前に行われた衆院予算委員会で民主党の柚木道義衆院議員(42)がそのことを指摘、下村文科相は「(地方の博友会は)民間の経営者有志でつくる任意団体で、私の事務所は一切タッチしておらず、私の政治活動とは無縁」と答え、政治資金規正法には全く違反も触れてもいないとした。両者のやり取りの途中、柚木議員が下村文科相に向かって「(これらの疑惑は)教育を食いものにしていると思われかねませんよ、大臣、ホントに」という発言に「非常に失礼なこと、アナタ言いましたよね。教育を食いものにする…それは訂正してください! 私は認められません!」と強い口調で噛み付く一幕もあった。今後、ひと波乱もふた波乱もありそうな気配で、安倍政権にとって一難去って、また一難。今後の国会運営が注目される。

 【ウィリアム王子がやって来たヤァ!ヤァ!ヤァ!】

 イギリス王室のウィリアム王子(32)がこの日、生まれて初めて日本の地を踏んだ。羽田空港に降り立ち、そのまま東京都の舛添要一知事(66)らと空港の船着場から船で東京湾臨海部に移動し、海上から2020年の東京五輪の競技予定地などを視察した。そぼ降る雨の中、「私がイギリスの悪い天気を持ってきてしまった。ごめんなさい」と気遣うあたり、さすが英国紳士のたしなみ。その後、浜離宮庭園で裏千家前家元の千元室さん(91)の点てたお茶を楽しんだ。王子は4日間(3月1日まで)の滞在中、横浜・狩場町にある英国連邦戦死者や宮城県や福島県の東日本大震災被災地を訪れ、被災者と交流を深める予定だ。今回はキャサリン妃(33)が4月に第2子を出産予定のため、単独来日。ちなみに祖母のエリザベス女王(88)は1975年5月に一度だけ、母の故ダイアナ元妃(享年36)は父チャールズ皇太子(66)と86、90年の2回、95年には単独で合計3度、父は08年にカミラ夫人(67)の同伴も含め、合計4度来日している。


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