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April , 2024
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今日見新々(3月5日=木)

2015年3月5日(木)11時56分更新

 日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースをコンパクトにまとめた「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう。

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 【匿名希望のジャーナリストが日弁連の杓子定規!?な声明に喝!】

日弁連は「週刊新潮」に抗議の声明を出したが…

日弁連は「週刊新潮」に抗議の声明を出したが…

「笑止千万とはまさにこのような時に使う言葉じゃないのか」こう憤るのは川崎市の中学1年生、上村遼太君(13)殺害事件を追っているジャーナリストの一人だ。5日発売の「週刊新潮」で、主犯格の18歳少年の実名と顔写真を掲載したことに対し、有識者を中心に批判が沸き起こっている。

「賛否両論あって、それはそれで議論すべきだと思うが、何もわかっちゃいないのが日弁連(日本弁護士連合会)だ」とこのジャーナリスト氏は憤る。

 新潮の報道を受けて即日、日弁連は村越進会長名で「少年の犯罪について氏名、年齢等、本人と推知できるような記事又は写真の報道を禁止した少年法61条に反する事態であり、誠に遺憾である」との声明を出し、新潮の報道姿勢を批判、併せて報道機関に対し、実名や写真を掲載しての報道をしないよう要請した。

 ジャーナリスト氏いわく「もちろん、私も法治国家の一員として、法律に従うことが最低限の国民の義務、いや責任と思っている。その点では日弁連と考えは一緒。法律で禁じられている以上、少年のプライバシーは配慮されなければいけない」としてこう続ける。

「でも実際問題、新潮が報じる前から少年のプライバシーは、インターネット上で拡散しまくっていた。そっちのほうが大問題であって、日弁連の声明を見ていると、アンタら世の中、何にもわかっちゃいないんじゃないの、とツッコミを入れたくなる。もちろん日弁連は優秀な人たちの集まりだから、そんなことはない。百も承知。だからこそ週刊新潮のような報道が少年の更生や社会復帰を阻害する恐れがあるなどと問題にする前に、日弁連がやるべきことは、まさに無法地帯と化しているネット上の情報をまず問題にするべきではないのか。いまや報道機関など足元にも及ばないほど、情報は氾濫しまくっている。タチの悪さは、ブラックジャーナリズム以上。それこそ日弁連内で強力なタッグを組み、ネットでプライバシー侵害を犯している連中を根こそぎ訴えていけばいい。そうしない限り、日弁連が守ろうとする少年法は、どこまでいっても守れない。杓子定規な声明文なんて出している暇があるのなら、実際に行動しろ、といいたい」

 ジャーナリスト氏の迫力は伝わってきたが、日弁連内で強力なタッグを組んで訴えろ、と言ったところで被告を弁護する側も、日本で活動する限り当然、日弁連に登録している弁護士になる。

「もちろんそんなことは言われなくてもわかっている。日弁連の見識があまりに薄っぺらな正論しか吐いていないから腹が立ってそう言ったまで。とどのつまり、日弁連はもっと現実に即した声明を出せってこと」

 いやはや、何とも本サイトとしても困惑するほどの言い分で、この論調にも賛否両論起きそうな気配だ。ただこのところ、本サイトでも上村君殺害事件を通して少年法の問題点を指摘している通り、少年法をどうすべきか、改正も視野に入れ、日弁連やこのジャーナリスト氏だけでなく、国家を挙げて取り組むべき喫緊、火急の問題なのは間違いなさそうだ。

 【ローラパパ、さすがに「OK!」とはいかず】

 タレントのローラ(24)の父親で、詐欺罪に問われていたジュリップ・エイエスエイ・アル被告(55)の判決公判がこの日、東京地裁で行われ懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決が言い渡された。ジュリップ被告は2007年6月~12年7月にかけ、バングラデシュの病院でデング熱の治療を受けたなどの虚偽の書類を役所に提出し、海外治療費や保険金など約167万円をだまし取ったとされる。同地裁ではジュリップ被告の犯罪を常習的と指摘し、「規範意識が低い」と断罪。ただしだまし取った金銭はすでに弁償したとして、執行猶予つきの判決になった。弁済金はローラをはじめ、子どもたちが出したもよう。裁判所を出てきた同被告は報道陣の問いかけに答えることなく、引き上げていった。

 【いくら何でもこの不倫はねえ】

 5日発売の「週刊新潮」で、故中川昭一経産相(享年56=2009年10月死去)の妻で、農水政務官を務める自民党の中川郁子衆院議員(56、北海道11区)と、同党の門博文衆院議員(49、和歌山1区)が東京・六本木の路上でディープキスを交わした決定的瞬間を写真付きで報道された。中川議員は未亡人だが、門議員は3人の娘もいるれっきとした妻帯者。世にいう不倫だ。政界失楽園と表現するメディアもある。何でも、西川公也衆院議員(72)が政治資金問題で農相を辞任した2月23日に六本木で落ち合い、すぐさま人目もはばからずディープキス、お互いの手を握りながら、ラブラブな姿で歩く姿がバッチリと写真に収められてしまったのだ。その後はどうなったか…。

 詳細は、同誌に譲るが問題はそれだけではない。お互いに縁もゆかりもない、相手の選挙区(北海道と和歌山)のイベントに出席するなどしていることから、「政治活動を隠れ蓑に、不倫旅行を楽しんでいたのではないか」との疑惑を持たれていること。さらにやっかいなのは、「移動の際にかかった経費はどこから出ているのか」という問題も出ており、政治資金規正法以前に、「公費で不倫」となれば、いくら菅官房長官が「(政務官をやめる必要は)全くない」とかばったところで、政務官どころか議員でいること自体問題にされそうだ。中川議員は「酒席の後であったとはいえ、私の軽率な行動により、門議員の奥さまやご家族、私を支援していただいている地元の皆さま方に大変不快な思いをさせたのではないかと誠に申し訳なく思っています。深くおわび申し上げます」とコメントした。

 もちろん草葉の陰で妻の幸せを願っているに違いない昭一氏とて、不倫となれば話は別。「オマエ、何やってんだ!」と激怒しているに違いない。まあそれでも、直接怒られない分、中川議員は救われているのかも。門議員のコメントはまだ出ていないが、熟女好きかどうかは別にして、妻もいれば子もいる。今ごろ門家は修羅場と化しているのではないかと心配になってしまう。今回の不倫騒動は中川、門両代議士にとって、かなり高い代償を払うことになりそうなことだけは、確かなようだ。

 【侍ブルー、ハリルジャパン誕生へ】

 難航していたハビエル・アギーレ氏(56)の日本サッカー男子の後任監督として、新たに昨年のW杯でアルジェリア代表監督を務めたハビド・ハリルホジッチ氏(62)が就任することが内定した。12日の理事会を経て正式に決定する。

 ハリルホジッチ氏は、2006~7年に日本代表監督を務めたイビチャ・オシム氏(73)と同じボスニア・ヘルツェゴビナ(旧ユーゴスラビア)出身で、現役時代はユーゴ代表のフォワードとして82年のW杯スペイン大会にも出場、現役引退後は仏1部リーグの監督やコートジボアールの監督も務めた。昨年のW杯ブラジル大会では、アルジェリアを率い、決勝トーナメント1回戦で優勝国のドイツと延長線の末敗れるもチームをベスト16に導いた手腕は高く評価されていた。


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