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April , 2024
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今日見新々(3月6日=金)

2015年3月6日(金)11時58分更新

 日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースをコンパクトにまとめた「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう。

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 【宇宙人がまたまたご乱心!?】

 元首相の鳩山由紀夫氏(68)が、ウクライナ南部クリミア半島への訪問を検討していることがわかり、周囲を困惑させている。同半島はロシアが一方的に併合したことで、いまや国際問題と化している、言うなれば紛争地域だ。鳩山氏は来週、モスクワを訪れる予定で、その中で同半島の訪問を計画することが明らかになった。日本政府としては「(鳩山氏が)訪問するとなれば、ロシアの一方的なクリミア併合は認められないとする日本政府の立場とは相いれず、誠に遺憾だ」(岸田外相)と鳩山氏の計画に懸念を示し、菅官房長官も「首相をおやりになられた方なので影響は極めて大きい」と指摘した。

 鳩山氏は2012年11月に行われた衆院選には出馬せず、翌年、政界を引退。「東アジア共同体の創造」を旗印に自ら立ち上げた東アジア共同体研究所なるシンクタンクの理事長に収まっている。ただ「政界にいる時からそうだったが、引退後もたまに名前が出たかと思うと、様々な問題を引き起こす、いまや日本を代表するトラブルメーカーだ」とある政界関係者が言うように、鳩山氏の言動はもはや物議を醸すどころか、日本の立場を危うくさせることもあると度々指摘されている。

 特に問題となったのは13年1月、中国に招かれた同氏は、同国の楊外相らとの会見で日中間で大きな問題となっている尖閣諸島の領有権を巡って「係争地だ」とする持論を展開、日本政府の「尖閣諸島は日本固有の領土。領有権は存在しない」という立場を真っ向から否定した。中国寄りの発言をしたとして、当時の政府閣僚から「国賊」呼ばわりされたことは記憶に新しい。同年6月にも、やはり香港の衛星テレビ局のインタビューに答え、「(尖閣諸島は)日本が中国から盗んだと思われても仕方ない」と発言し、政府どころか日本中から「この人何言ってんの?」とその見識を疑う批判が渦巻いた。ところが本人はどこ吹く風、他にも韓国が問題にする慰安婦の補償問題にも言及し、日本はしっかりと手当てするべきとした。外交問題に詳しいA氏はこう危惧する。

「日本政府が危惧する通り、鳩山氏は巷間言われているようにまさに宇宙人。何を言い出すかわからない。日本じゃいまや過去の人という位置づけで、というよりほとんど邪魔者扱い。ロシアで蝶よ花よの歓待を受ければ、中国での尖閣諸島発言のように、ポンポンとロシアに都合のいい発言が飛び出す可能性は高いんじゃないか」

 外務省ではクリミア地域への渡航の危険度は、4段階で2番目に高い「渡航延期勧告」(滞在中は事情が許す限り早期の退避を検討)を出している。まさに危険地域なのだ。外務省は鳩山氏に対し、計画の見直しを求めており、あとは鳩山氏の出方を待つばかり。「ただ今回の訪問が国益を害し、われわれ国民を危機に陥れる可能性があるとするなら、この前もシリア渡航を計画したジャーナリストにパスポートの返納命令が下ったように、鳩山さんからもパスポートを強制的に奪えばいい。元首相だからって、特別扱いすることはない」というのは50代の商社幹部。

 さすがに政界関係者や外交専門筋からは「そこまでいくと、非現実的な話になってしまう」というが、それでもこう話すのは、前出のA氏だ。

「やはり政界を引退しても、元首相という責任のある立場は一生つきまとう。節度と常識、何より日本国と日本国民の利益を最優先に考えた行動を取ってほしい。それができないというのなら、100億円を超えるという資産をお持ちのわけだから、残りの人生、幸夫人とともに、豪華客船の旅でも宇宙の旅でも構わない。政治以外、外交以外でご自身のしたいことを存分になさればいい。それが世のため人のため、またご本人のためにもなる」

 さて鳩山元首相のクリミア訪問の顛末は…。

 【キンキン降板に『寂しい』の声】

アド街の名司会者が1000回放送を区切りに降板(愛川㊧と須黒アナ)

アド街の名司会者が1000回放送を区切りに降板(愛川㊧と

「ふり向けば…」と揶揄されたのは、もはや過去の話。情報番組やバラエティー、いまではドラマでさえ他の民放各局の視聴率を上回ることも珍しくないのがテレビ東京。その数ある番組の中で、テレ東躍進の礎を20年前の放送開始から作り、支えてきたのが「出没! アド街ック天国」(毎週土曜日21時~同54分)といっても過言ではない。MCの愛川欽也(80)の「おまっとさん(お待ちどうさま)でした。地域密着系都市型エンターテインメント、出没! アド街ック天国。私があなたの街の宣伝本部長(当初は宣伝部長)愛川欽也です」のオープニングコールで始まるこの番組がスタートしたのが1995年4月だった。アシスタントはテレ東の現役女子アナウンサーが担当し、初代の八塩圭子さん(45、現学習院大学経済学部特別客員教授)、2代目の大江麻理子さん(36、現同局報道番組ワールドビジネスサテライトメーンキャスター=マネックス証券グループ創業者の松本大社長夫人)はともに大出世。現在は3代目の須黒清華アナ(30)が務めている。

 まさに20年目の節目の年、7日で1000回目の放送(20年の放送を振り返るスペシャル番組=21時~22時49分)を最後に、MCの愛川が降板することを決めたと一部スポーツ紙が報じたのだ。健康面に問題はないようで、それでも自らの年齢を考えた時、引き際を探っていたのも確かなようだ。区切りの1000回、周囲には「(余生は)好きなことをやりたい」と話していたという。東京や首都圏を中心にさまざまな街に出没し、各地の名産、名物や名店、注目スポットを中心に魅力を伝えてきた。北は北海道から南は沖縄まで地方はもとより、時には海外に出没することもあった。番組自体は今後も続くため、同局では改めて愛川に代わるMCを決める予定だ。それまでは当面、レギュラー出演者の中から峰竜太(63)がMCを代行する。通称「アド街」は一つの時代を終えようとしている。20年間1000回の放送、愛川は一度として休むことなくMCを務めてきた。「アド街ファンとしては、さびしい限りですが、仕方ないですね。あとはケロンパさん(夫人のうつみ宮土理=71)と仲よく、次の人生を楽しんでください。お疲れさまでした」(横浜市の40代主婦)。愛川の降板を惜しむ声は多い。愛川は昨年、同番組で情報番組の現役最高齢司会者としてギネス世界記録にも認定されている。還暦を過ぎてからの20年。本サイトからも「お疲れさまでした」という言葉を送りたい。

(本来であれば7日掲載の記事だが、特別に本日掲載)。

 【ジョーンズ博士が小型機の不時着で重傷】

 映画「スターウォーズ」のハン・ソロや「インディージョーンズ」シリーズのジョーンズ博士など、数々の代表作で知られる米ハリウッドスター、ハリソン・フォード(72)が自ら操縦する小型飛行機で米ロサンゼルス近郊のゴルフ場に不時着し、機体の一部が大破して重傷を負った。フォードの頭部をはじめ、複数のキズはあるものの命には別条はなく、息子でレストラン経営のベンジャミン・フォード氏の話では「かなりのキズは負ったようですが大丈夫です。父は信じられないほど、強い男です」とコメントした。

 この日、フォードは自ら所有する第2次世界大戦時の軍用訓練単発機「ライアンPT22リクルート」に1人で搭乗し、サンタモニカ空港を離陸、直後にエンジントラブルに見舞われ、同空港に引き返す途中で機体が木にぶつかり、そのままゴルフ場の芝生の上に不時着したという。機体前方部の損傷は激しかったものの、操縦席などは無事で、たまたまゴルフ場でプレー中の医師2人が応急処置を施したのも幸いした。他にケガ人はおらず、フォードの容体も「いずれ回復するだろう」と関係者もホッと胸をなで下ろしている。フォードは他にも複数の飛行機やヘリコプターを所有しており、パイロットとしての腕前もベテランの域だという。飛行機と言えば映画「エアフォース・ワン」で米大統領ジェームズ・マーシャル役を演じ、テロリストたちにハイジャックされた大統領機(ジャンボジェット)内で無数のキズをつくって戦った。実生活でも不死身のフォード、ここにありを証明した!?


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