28
March , 2024
Thursday

今日見新々(4月1日=水)~①浪速のエリカ様に仮病疑惑と秘書はチンピラ!?②つけ麺界のレジェンド逝く③国会でUFO論議④敦賀気比が勝利!北陸勢甲子園初V

2015年4月1日(水)11時58分更新

 日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースをコンパクトにまとめた「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう。

――――――――◇――――――◇――――――◇――――――◇―――――――――

 【浪速のエリカ様に本会議中に仮病を使って男と旅行疑惑=そのうえ秘書はチンピラ!?】

物凄い形相で助手席のドアを閉める上西議員、その時、秘書と思しき男からチンピラ顔負けの言葉がFNNクルーに投げかけられた(画像はフジテレビから)

物凄い形相で助手席のドアを閉める上西議員、その時、秘書と思しき男からチンピラ顔負けの言葉がFNNクルーに投げかけられた(画像はフジテレビから)

 この日、維新の党の衆院議員の上西小百合氏(31=近畿比例)に本会議を仮病欠席した疑いが持ち上がった。代議士としては最も大切といわれている衆院本会議の予算採決(3月13日)を急性ウイルス性腸炎で欠席、その翌日から知人男性と京都府内に旅行に出かけたことが発覚したというもので、同党の最高顧問でもある橋下徹大阪市長が「あってはならない。言語道断」とし、記者団に向かって「(議員を)辞めたほうがいいですよ。あの人は」と切り捨てた。

 実は話はこれだけにとどまらなかった。この日、放送されたフジテレビ系FNNの取材で、本会議当日からすでに旅行に出かけていた疑惑が浮上、番組内で直撃取材が行われた。FNN取材陣とのやり取りはざっとこんな感じだ。

  FNN 宮津(京都府北部の都市で天橋立が有名)に旅行に行かれましたよね

  上西氏 行ってないです

  FNN 13日は自宅で休んだ?

  上西氏 はい

  FNN取材陣は、日を改めて上西議員を直撃、すると上原議員は興奮しながら、徐々に語気を強めていった。

 上西氏 (仮病疑惑と旅行の件は)何を根拠に言ってはるんでしょう

 FNN 京丹後市(京都府最北部の都市)に行かれてましたよね

 上西氏 だからね! あなた方! 宮津のね!

 FNN 宮津は15日ですよね

 上西氏 そうですよ

 FNN 13日はどこへ行かれてたんですか?

 上西氏 13日はずっと…、だからね! あなた方はね!

 FNN 13日はどこも行ってない?

 上西氏 あなた方はね! だから、これね! わたし、取材ね! 事務所を通じてしか受けませんから! 取材拒否ですから! 映さないでください! 取材拒否ですから!

 FNN 宮津へはいかれましたか? 答えてください

 上西氏 もういい

 あとは無言で立ち去ろうとする上西議員をガードするように、50歳前後の秘書と思しきスーツ姿の男のてのひらががテレビカメラのレンズを覆い隠す。

 FNN 国民、有権者には説明責任はないんですか?

 車の助手席に乗り込み、ドアを閉めようとする上西議員に、なおも食い下がろうとするFNNクルー。クルーの体が邪魔して、上西議員は中々ドアが閉められない。すると運転手役も兼ねた男が、ビックリするような巻き舌と、ドスの利いた言葉をFNNクルーに浴びせかけた。

「おい、人の車当てたらどうするんや、おら。オマエら、ワシの車に当たってんやでオラ、ええかげんせえよ」

 国会議員の秘書の言葉とは到底思えない、そこには鉄砲玉よろしく、映画「仁義なき戦い」ではイキがってこれ以上にない威嚇の言葉を並べながら、真っ先にぶち殺されるチンピラのセリフがあった。

 これを見た本サイト読者の40歳代の主婦Aさんは「この議員さんは、以前セクハラで話題になったひとですよね」と振り返る。上西議員は昨年4月、衆院の総務委員会で自民党の大西英男議員から「子どもを産まないとだめだぞ」とヤジを飛ばされ、一躍時の人となり、その後、大西議員の謝罪でセクハラ問題は鎮火。ただキャンペーンガール出身という経歴もさることながら、2012年12月の総選挙では運動員が公職選挙法違反容疑で逮捕され、また〝浪速のエリカ様〟の異名もあるなど、良くも悪くも目立つ存在の議員だった。

「フジテレビの取材が事実なら、とんでもない議員ですね。同性としても許せません。何より、あの秘書の言葉遣い。関西弁ですから、多少乱暴に聞こえたとしても、ふつうの人があんな言葉使うんですかね。どう聞いてもチンピラですよね。〝この議員あってこの秘書〟と言えばそれまでですが、久しぶりにビックリするニュースを見ました」(Aさん)

 もちろんやむにやまれぬ理由で本会議を休み、男性を連れ立って、宮津や京丹後に出掛けたのかもしれない。もう少し事実関係を確認しなければいけないが、説明責任を果たさず、逃げているばかりの上西議員に対し橋下特別顧問は「議員として失格でしょう。きちんと説明すべきですよ」と突き放した。

 そのうえで「13日に旅行に行ったということだったら、もう議員辞職だと思いますけど、14、15、元気になったからといって旅行いったということであったとしても、僕はもう議員辞職すべきだと思ってますけどね」(同)と呆れ顔。

 いやはや世間は新年度に入り、やれ物価上昇だ、年金支給額は減らされたと苦しんでいるのに、こんな議員に我々の大切な血税が使われていると思うと、何ともやるせない。どうして逃げるのか、なぜ説明できないのか、ネットを見てもほとんどが批判の嵐。やましいことがないのなら、一刻も早く潔白を自ら証明すべきであるのは、国会議員として最低限の責務であるのは間違いない。

 【つけ麺界のレジェンド逝く】

 東京・東池袋の人気ラーメン店「大勝軒」の創業者で、つけ麺の生みの親として知られる山岸一雄さんがこの日、死去した。享年80。心不全だった。山岸さんは1951年にラーメン修業を開始し55年、雇われ店長としてラーメン店を任せられていた時に、つけ麺の原型と言われる〝特製もりそば〟を完成させた。その後、61年に独立し「東池袋大勝軒」を開業、2007年3月に区画整理のため廃業するまで、後進の育成に力を入れた。これまで100人を超す愛弟子を輩出、その弟子から独立したり暖簾分けした孫弟子などが全国に散らばり、いまやラーメン人気を支える全国区メニューに成長した。

 まさに元祖つけ麺、つけ麺界のレジェンドだった山岸さん。多くの山岸ファン、つけ麺ファンから「ラーメン界の神様、逝かれたのか。ショックすぎる」「パイオニア。ご冥福をお祈りします」などと惜しむ声がたくさん寄せられている。山岸さんの残したレシピは連綿と受け継がれていくのは間違いない。「ごちそうさまでした。そして、これからもいただきます」…つけ麺ファンの総意ではなかろうか。合掌。

 【元気があればUFOも議題になる!?】

「アントニオ猪木君」

 この日、参院予算委員会に出席した日本を元気にする会のアントニオ猪木氏(72)は議長からそう名前を呼ばれ、質問席に立った。

「あぶなく元気ですかと言いそうになりました」と、まずはつかみはOKとばかりに周囲の笑いを誘い、つぎにこう付け加えた。

「ちょうど春もやってきました。桜も、寅さんがいくら呼んでも………勝手にさくらはやって来た。おにいちゃん――知らねえかな。寅さんの…まあそういうわけで、あの~」

 もうのっけから猪木節全開で、周囲は唖然茫然、猪木氏は何を言い出そうとしているんだろうと思っていると、やおらこう語り始めた。

「今日はちょっと未確認飛行物体ということを…。こないだメキシコ大使館の仲間と食事をしてたら、ちょうどポポカテペトルという火山に葉巻型のUFOが入っていく写真を見ましてね。まあいろいろ話を聞いて、世界的にも話題になったんですが、本当はその写真を持ってくればよかったんですがね。なかなか著作権の問題などあったりとかね」

 その後も猪木氏は、当時、移民として一時暮らしていたブラジルで自身もUFOらしき物体を見た体験や、格闘イベントで訪れたアマゾンで、UFOを見たという人の話を聞いたなど延々とUFO話を続ける。猪木議員の斜め後ろに座る民主党の蓮舫議員のように、時折うなずく場面もあるが、「このおじさんは何を言っているのかしら」といった怪訝そうな顔をする。やはり周囲は困惑し、笑いも言葉もヤジすら出ない。結局何を言いたかったかというと、発言はこう締めくくられる。

「さすがに宇宙人はいるのかいないのか、まあそれも私にはわかりませんが、考え方を変えれば何かが領空侵犯をしているということになります。そんな中でいわゆるUFOについて、情報がいろいろあるのかないのか、まあロシアとかあるいはイギリス、フランス、アメリカも一部、その情報を公開しましたが、今までに(日本は)スクランブルをかけたことがあるのか、またその辺の研究をされているのかお聞きしたいと思います」

 ようするに日本にはUFOが飛来したことはあるのか、またUFO研究は国家として行っているのか聞きたかったらしい。この質問に中谷防衛相はこう答えた。

「航空自衛隊では、我が国領域上空に侵入の恐れのある正体不明の航跡を探知した場合には、必要に応じて戦闘機を緊急発進させ、目視による確認をすることとしており、鳥と航空機以外の物体を発見することはあるものの、ご指摘の地球外から飛来したと思われる未確認飛行物体を発見した事例については承知をしておりません」

 研究しているかどうかの明言はなかったが、政府は2007年、石破防衛相の時に、「UFOの存在は認識していない」という答弁書を閣議決定している。相変わらず破天荒の言動で周囲をやきもきさせる猪木議員には、ぜひUFOだけでなく、河童や座敷童、ツチノコやクッシー(北海道・屈斜路湖)、イッシー(鹿児島・池田湖)などのUMA(未確認生物)の質問もどこかでしてもらいたい…「って、オイ! もっと重要な議題が山ほどあるだろう」というお叱りのメールが読者から届きそうなので、これにて散会!

 【敦賀気比勝利! 北陸勢悲願の甲子園初V】

 第87回選抜高校野球決勝は、あいにくの雨模様の中、1時間遅らせて試合は始まった。ともに雪国対決となった敦賀気比(福井県)と東海大四(北海道)の対戦は、恐らくどんな名うてのブックメーカーでさえ、この両校が対戦するなど想像すらできない組み合わせだったに違いない。

 勝てばどちらも北陸勢、北海道勢として初優勝、自ずとその期待は両チームに重くのしかかる。それでも選手はそぼ降る雨に動じることなく、淡々と自分たちのプレーを続けた。両チームとも初回に挙げた1点ずつを守りながら、ゼロ行進を続けてきた。その均衡が破れたのは8回、1死二塁の場面で6番松本哲幣(3年)が左翼ポール際に2点本塁打を叩きこんだ。これが決勝点となり、敦賀気比が3―1で勝利、北陸勢として春夏通じて初めて深紅の優勝旗を手にした。

 松本は前日の大阪桐蔭戦で放った2打席連続満塁本塁打と合わせ、今大会通算3号。1大会3本塁打は1984年の清原和博(PL学園=西武、巨人、オリックス)、92年の松井秀喜(星稜=巨人、ヤンキース、エンゼルス、アスレチックス、レイズ)など選抜史上10人目の記録となった。また敦賀気比のエース平沼翔太(3年)は全5試合(45回)を完投、合計603球を一人で投げ切った。選抜で全試合完投は、02年の大谷智久(報徳学園=ロッテ)以来、13年ぶり。防御率0.40も立派だった。


関連記事


タグ

, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,

コメント




情報提供をお願いします

当サイトは、読者の皆さまと井戸端会議をする感覚で制作し、運営することを目指しております。

そのため随時、ジャンルを問わずに情報提供をお願いしております。ぜひご協力願えれば幸いです。

ただし何分、現在の運営状況では謝礼をお支払いできる余裕はございません。ぜひ当方の現況をご推察、ご理解のうえ、ご賛同、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

情報提供(各種問い合わせを含む)はこちらをクリックして、必要事項をご記入の上、送信してください。

受信順に拝読させていただきますが、何分少人数で運営しているため返信や回答が遅れるばかりでなく、すべてにおこたえできないことがありますこと、何卒お許しください。