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March , 2024
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今日見新々(4月18日=土)~①理解不能の蛮行! なぜ子どもへのわいせつ犯罪はなくならないのか②映画「犬神家の一族」でも知られる女優の三條美紀さん逝去

2015年4月18日(土)11時59分更新

 日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースから厳選ネタをピックアッツしてお届けする「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう。

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 【理解不能の蛮行! なぜ卑劣極まりない子どもへのわいせつ犯罪はなくならないのか】

子どもたちが安心して暮らせる世の中はくるのだろうか

子どもたちが安心して暮らせる世の中はくるのだろうか

 常人には理解しがたい犯罪は多いが、未成年、特に子どもに手を掛ける犯罪は常軌を逸していると言わざるを得ない。この日、警視庁に逮捕された東京都杉並区下高井戸の私立大学生、八田政樹容疑者(21)の犯した罪も鬼畜の所業だ。警察発表によれば、同容疑者は先月25日夕、「水漏れをしているのでドアを開けてほしい」と言って東京都内のマンションの1室に上がり込み、1人で留守番していた9歳の女児の両手を結束バンドで縛り、体を触るなどした。女児の姉が帰宅してきたため、容疑者は逃走したが、周辺の監視カメラの解析でほどなく御用、わいせつ行為などの疑いがもたれている。現場の遺留物と八田容疑者のDNAが一致し、同容疑者も容疑を認めた。

「全くもってどうかしてる。人間じゃない。大学生だから、まだ若いからで済む話じゃない。この女の子にしてみたら、この一件で一生を大きく変えてしまった可能性もある。ぜひ引きずらずに立ち直ってほしいと願うばかり」というのは同世代の孫娘を持つ70代の男性だ。

 女児にケガはなかったのは不幸中の幸いだが、もし姉の帰宅がもう少し遅かったら…そう考えるだけで空恐ろしい話である。何よりこの男、演技を弄して部屋に上がり込んでいることもあり、余罪の可能性も十分ある。今後の捜査次第で第二、第三の被害者が出てくる可能性もあり、徹底した取り調べが求められる。

 ところで、いくら趣味趣向が人それぞれ違うとはいえ、どうしてこうも幼い子どもに性的衝動が向けられるのか。まずこの手の犯罪を防ぐにはどうするべきか、本サイト読者複数に聞いてみた。

「住民間で、できる限り情報を共有して、おかしな言動を繰り返すような人物はふだんからマークする必要はあるかもしれませんね。これは防犯全体に言えることだと思います」(東京都在住の40代の自営業者)、「大人たちが常に子どもたちに目を配り、子どもが不審者と一緒にいる場合、声を掛けるなどしたほうがいいかもしれません」(横浜在住の40代の主婦)、「夜道や人通りの少ない場所へは子どもを一人で歩かせない。また子どもを一人で留守番させる場合は、いかなる場合も居留守を使わせる。宅配や集金だって絶対出ちゃいけないと教える」(東京在勤の40代のOL)

 いろいろ意見はあるが、どれもこれも一長一短がある。住民間で情報共有といっても、地方ではある程度効果はあっても、人間関係が気薄な都会ではなかなか難しい。それに不審者と言っても、その尺度が判然としない。最近は「おはよう」と声を掛けただけで、町内会の回覧板に「○日の○時ころ、どこそこで、知らないおじさんから『おはよう』と声を掛けられ、怖い思いをしたお子さんがいます。気を付けましょう」などと書かれ「アレッ? これってもしかして俺のこと? とがく然とした」という笑えない話もある。また留守番時に居留守を使うことも、もしも本当に火事など緊急事態があった場合はどうするか…。今回の犯罪も「水漏れ」という緊急事態を使われては、つい扉を開けてしまいそう。

 あまりに気にし過ぎて、先ほどの町内会の笑えない話になってもいけないが、やはり無関心が一番いただけない。1988~89年にかけて東京と埼玉で4~7歳の女児4人が連れ去られ全員が無残な姿で殺害、世の中を震撼させた事件(宮崎勤事件)が起きた。他にも2004年に奈良市の小学1年女児(7)が誘拐後に殺害、05年にもやはり栃木・今市市(当時=現日光市)の小学1年女児(7)が行方不明になり、自宅から60㌔離れた山林で性的暴行を受けた他殺体で発見、14年に容疑者の男(34)が逮捕されている。子どもがこれ以上、被害に遭わないためにも、やはり我々大人が、ある程度、見守ってあげられるシステムを構築するべき時に差し掛かっているのかもしれない。今後のためにも、ぜひご意見ご感想があれば、本サイトまで(ご意見が多数の場合、改めて特集を組みたいと思っております)。

 【女優の三條美紀さんが死去】

 女優の三條美紀さん(本名・佐藤幹子さん)が9日にうっ血性心不全のため亡くなっていたことがこの日わかった。享年86。三條さんは1946年、映画「君かと思ひて」で女優デビュー。黒澤明監督の「静かなる決闘」や山本薩夫監督の「暴力の街」などに出演し、大映の創世期を支えた。76年の「犬神家の一族」や83年の「細雪」など映画はもとより、多数のテレビドラマでも脇役として活躍した。


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