今日見新々(4月19日=日)~①張本勲氏、三浦知良に〝あっぱれ〟も不満ありあり?…そのカズがまた記録更新②同性愛タレントの一ノ瀬文香と杉森茜が挙式~LGBTたちに勇気
日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースから厳選ネタをピックアッツしてお届けする「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう。
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【張本勲氏、三浦知良に〝あっぱれ〟も不満ありあり!?…そのカズがまた記録更新】
ちょうど1週間前、J2横浜FC所属のキングカズこと三浦知良(48)に「もうお辞めなさい」と引退勧告を行い、物議をかもした(12日付本サイト
http://idobata-press.com/news/9022.html
参照)野球評論家の張本勲氏(74)が、この日もレギュラー出演するTBSの情報番組「サンデーモーニング」のスポーツコーナーに登場し、改めてカズに言及した。
カズが先週の張本氏の発言を受けて「もっと活躍しろ! と言われているんだな、と思いました。(中略)激励だと思って頑張ります」と答えたとするフリップを司会の関口宏が取り出すと、まず開口一番、声を張り上げ「カズに〝あっぱれ〟上げてください」と張本氏。先週から一変した発言に関口は思わず「エエーっ!」と驚いてしまった。構わず張本氏はこう続けた。
「私、(先週の放送でカズがまだ)現役なのに辞めたほうがいいって言ったじゃない。ふつうは大体クレーム付けますよね。サラリとかわしてね、『先輩(自分)の助言をガンバレ』と、『一生懸命やれと言っていると思います』と、こんなこと言う人いるのかねえ。男らしいというか、腹が据わっているというか」
ここまではカズの男気に感動した口ぶりだったが、徐々に張本節の本領発揮。
「ただね、(周囲が)カズを本当に思ってくれるんならね、何十年(も現役で)やったじゃないですか、いいプレー見せてくれたじゃないですか。(中略)長嶋さん(茂雄=ミスタープロ野球)とダブるのよ。野球の…。晩年、動きが悪くて…。(中略)まだ(張本氏が日本ハムから)巨人に入る(移籍する)前だったから、テレビ見ながら『長嶋さんもういいでしょう』と言ったこともあるのよ。ですからカズを見たいというんならね、代表チーム(の監督)になって、いいチームをつくって、世界に向けて戦ってもらいたいですよ。ただね、ただね、本人が決めることだから。本人が『まだやれる』、『やります』というんなら、不満だけどもね、最後まで応援しますよ。ただ最後にね、ケガをしないで、元気で。(カズには)会ったことも話したこともないんですよ。どこかで会えばね、食事はご馳走するから」
やはりカズには「引退をしてほしい」とする持論は曲げなかった。そのカズは、この日の横浜・三沢球技場で行われた長崎戦に先発出場し、前半12分にヘディングシュートを決め、自らのJリーグ最年長ゴール記録を48歳1カ月24日に更新した。来週の張本発言も注目されそうだ。
【同性愛タレントの一ノ瀬文香と杉森茜が挙式~LGBTたちにも勇気】
同じ夢、同じ希望を持つカップルたちにとって、これ以上にない励みになったに違いない。この日、タレントの一ノ瀬文香(34)と女優でダンサーの杉森茜(28)が東京都内で挙式&披露宴を行った。一ノ瀬が美術の、杉森は英語と音楽の教員免許を持つという共通点があり、出会いは2012年10月、新宿のゲイバーだった。すでに当時、一ノ瀬が写真週刊誌「フラッシュ」でレズビアンであることを公表、LGBT(性的少数者=レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーを指す)のイベントなどにもよく顔を出していた。お互い惹かれ合い、年が明けてから付き合い始めた。2年前から同棲生活がスタートし、晴れてこの日を迎えた。
ただ友人、知人など約80人の列席者の中には杉森の両親は出席したものの、一ノ瀬側の家族は姿を見せず仕舞い。複雑な状況も浮き彫りになった。それでも両人揃ってウエディングドレスに身を包み、「うれしい」を連発。週明けには婚姻届も出しに行くと意気込むが、現時点では残念ながら100%受理されることはない。
「まあこのあたりは家族制度の根本と、両性の同意のみで婚姻が成立するという法律問題も絡んでくる。この4月から渋谷区がパートナーシップ制度を導入し、同性同士のカップルを支援していくことになったが、やはり国家レベルではまだまだ活発な議論がなされていない状況に変わりはない。法改正となると10年単位で時間はかかるのではないか」というのは法曹関係者だ。それでも英国やフランスといった西欧諸国の一部や米国の州レベルでは同性結婚を認めているところはあるし、同性同士の結婚は認めなくても、結婚と同等の権利を与えるパートナーシップ制度を設けている国は少なくない。
日本では、かつてカミングアウトさえ許さなかった同性愛が、いまやタレント同士が挙式できるところまでたどり着いた。時間はかかるかもしれないが、確実に同性愛の権利は前進している。一ノ瀬にとっては所属事務所(吉本)の大先輩西川きよし(68)の座右の銘にもあるように、いつの日か正式に夫婦(婦婦?)として認められる日が来るまで「小さなことからコツコツと」努力し、幸せな家庭を築いていってほしいものだ。
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