元夕刊紙記者たちが、井戸端会議感覚で読者の皆さんに話題のニュースを広く浅く、たまに奥深く提供します

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　日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースをコンパクトにまとめた「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう。

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　【女性議員はこんなのばっか？　また新たな問題児現る！？】

対立政党の党首と握手した写真が物議を醸している竹内氏（画像が同氏のＨＰから）

「この人はいったい何を考えて議員活動をしているのだろうか？」…そんな疑問符のつく女性議員がこのところ日を置かずに登場している。「八紘一宇」発言で物議を醸した自民党の三原じゅん子参院議員、路チュー不倫疑惑の農水政務官の中川郁子衆院議員、遅刻常習＆問題行動が目につく片山さつき参院議員、そして維新の党を除名処分になった〝浪速のエリカ様〟こと無所属議員の上西小百合衆院議員。今が旬のタケノコとはいえ、続々登場されては大迷惑な存在でしかない。

　さすがに、これで打ち止めかと思ったら、今度は地方議員から、有権者たちを呆れさせる女性議員が現れた。千葉県議選で民主党から公認されている竹内直子氏（４５）がその人で、神奈川の名門フェリス女学院大を卒業し、食品総合商社に勤めた後の２００３年、民主党候補として千葉・市原市議選に初当選、同市議を３期務め上げ、市議会議長も経験した地方議員としては中堅どころ。その彼女に関連して、県議選公示前の３月に配られた支援者向けのチラシが物議を醸しているのだ。

「民主党千葉県第３区総支部女性委員長　連合千葉推薦　竹内直子さんの公認決定!!～千葉県議会議員選挙に竹内直子さんの民主党公認が決定されました　市原市議会議長としての活躍」と見出しや説明文が掲載されているところまでは、民主党公認候補のチラシとしては何ら問題はない。ところがチラシの４分の３ほどを割く大きさで、目いっぱい目立つように中央に配置された写真に誰もが我が目を疑った。向かって左側に白いジャケット姿の竹内氏がいて、右側にはお互いにガッチリ握手をするダークスーツ姿の男性がいる。握手の相手は残念ながら民主党の岡田代表ではない。長妻代表代行でもない。じゃあ細野政調会長か、というとそうでもない。笑顔で固い握手をして、にっこりほほ笑むのは……何を隠そう安倍首相ではあるまいか。自民党総裁も兼ねる安倍首相は、言わば民主党にとっては対立する政党の大ボス。何をトチ狂ったかと思われても仕方のない写真なのだ。

　すでにインターネット上ではこの情報が広がり、有権者からも「いったいどうなっているんだ」という問い合わせが竹内氏の事務所にも寄せられている。また地元紙も取材に動く騒ぎになったが、掲載された写真は彼女が市原市議会議長時に、首相官邸を訪れ撮影したものだという。統一地方選挙のさ中、飛び出した前代未聞の〝ハプニング〟だけに、「もしかして対立候補の嫌がらせじゃないのか」などの疑惑も持ち上がった。ところが民主党県連がこの日、口頭ながら厳重注意したことがわかり、竹内氏サイドは「不徳の致すところです」と謝罪したのだとか。

　かつては勢いに乗って政権まで取った民主党も、いまや凋落の一途をたどる弱小政党になりつつある。「政治家はフットワークが大切」（政界関係者）とはよく聞く。中には臨機応変に政党を渡り歩く議員もいる。それでも「さすがに公認が決まった時点で、対立する政党の、それも党首と笑顔で握手する写真を掲載するなど前代未聞」（同）という声ばかりが聞こえてくる。まさか「民主党はもう終わった。支持率の高い自民党、安倍首相にあやかりたい」という気持ちはなかったとしても、あらぬ疑いをかけれても仕方のない行為。再び上西議員を登場させるのも忍びないが、このような議員が話題になるたびに、「日本の将来は本当に大丈夫なのだろうか」と不安に駆られる国民は増えるに違いない。困ったもんだ。

　【蹴球界のレジェンドも最年長記録更新！】

　日本サッカー界のレジェンド、カズこと三浦知良（４８、横浜ＦＣ）がこの日のＪ２磐田戦（横浜・三沢球技場）に先発出場し、前半１４分、ＭＦ小池の右クロスに頭で合わせ押し込んだ。「いい形で跳躍でき、いいヘディングシュートだった」と自画自賛するだけあって、ゴールの瞬間のカズダンスも、いつも以上に!?　軽やかなものだった。カズがゴールを決めるのは２０１３年１１月３日の松本戦以来約１年半ぶり。通算１５８得点目（Ｊ１＝１３９得点、Ｊ２＝１９得点）、自身のＪリーグ最年長ゴール記録を４８歳１カ月１０日に更新した。ちなみにＪ１の最年長得点記録はジーコ（当時鹿島）の４１歳３カ月１０日、最年長出場記録は中山雅史（同札幌）の４５歳２カ月１日だ。

　スキージャンプの葛西紀明（４２）ではないが、カズにもぜひ日本だけでなく、世界を目指して頑張ってほしいと願うの日本人は少なくない。新生ハリルジャパンに招集されれば…参考までにＷ杯サッカーの最年長得点記録は９４年（米国大会）のロシア戦で記録したロジェ・ミラ（カメルーン）の４２歳３９日、最年長出場記録は１４年（ブラジル大会）の日本戦で記録したファリド・モンドゴラン（コロンビア）の４３歳３日。現役選手である限り、可能性は低くても、決してゼロではない！