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April , 2024
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今日見新々(5月10日=日)①白鵬に土②愛川欽也さんの死去後、うつみ宮土理が初の記者会見

2015年5月10日(日)11時59分更新

 日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースから厳選ネタをピックアッツしてお届けする「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いてみよう。

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 【白鵬に土、いきなり大波乱の大相撲夏場所】

初日から白鵬が逸ノ城の突き落としで敗れる大波乱(画像はNHKテレビから)

初日から白鵬が逸ノ城の突き落としで敗れる大波乱(画像はNHKテレビから)

 この日、初日を迎えた大相撲夏場所(東京・両国国技館)でいきなりの大番狂わせ。無敵の横綱、白鵬(30)が結びの一番で小結、逸ノ城(22)に突き落としで敗れた。白鵬に初日から土がつくのは2012年の夏場所以来、実に3年ぶり。大相撲史上初となる自身2度目の7連覇と最多記録更新となる35度目の幕内優勝がかかっているうえ、他の大関、横綱陣が珍しく? 全員白星スタートだっただけに悔しさは人一倍。一方の逸ノ城は5度目の対戦にして初めて白鵬に勝利し、「うれしいっす」と満面に笑みをこぼした。

 また、この日は大鵬全盛時だった64年初場所千秋楽に記録して以来、半世紀以上破られなかった1日の懸賞本数139本の記録を更新する161本の懸賞が立った。逸ノ城が手にした懸賞(1本は5万6700円)は48本、総額272万1600円のドデカイ〝臨時ボーナス〟を手にした計算で、逸ノ城は「貯金します」とにんまりだ。

 先月下旬、横綱審議委員会の稽古総見で白鵬に〝可愛がられ〟、1勝8敗と全く歯が立たなかった逸ノ城。全身砂まみれになって転がされるブザマな映像が、お茶の間の失笑を買ったのも記憶に新しい。その時は「何もできなかった」と白鵬の強さにガックリ肩を落としていただけに、本割での勝利は格別だったに違いない。その白鵬は「恩返しされちゃったね」と苦笑するしかなかった。それでも、そこはさすがに「他に敵なし」と言われ続ける大横綱のこと、さほど落ち込んでいるふうでもない。相撲協会の北の海理事長も「(白鵬の)1敗も(他の力士にとって)ハンデにもならない」と断言、結局、初日の大波乱も「(白鵬の)全勝優勝がなくなった」ということだけが正解と言ったところか。

 他に注目された取り組みのうち、先場所(春場所)13勝を挙げ、今場所に大関昇進がかかっている関脇照ノ富士(23)が佐田の海(27=11日に28歳、東前頭3枚目)に寄り切られ、いきなり黒星がついてしまった。「まだ(負けたのは)一番だけ。残りは勝ちます」と改めて大関取りに向け、気を取り直していた。

 また先場所は休場し、今場所も左ひざに故障を抱えながら、初めて大銀杏を結って場所に臨んだ若手人気力士の遠藤(24、西前頭9枚目)だったが、勢(28、東前頭10枚目)に簡単に突き落とされ黒星スタート。ひざに爆弾を抱えながら、果たして千秋楽まで持つかどうか…期待の星だけに相撲ファンも気にかかるところだ。

 【愛川欽也さん死去後、妻うつみ宮土理が涙の記者会見】

 4月15日に肺がんでこの世を去った愛川欽也さん(享年80)の妻で、タレントのうつみ宮土理(71)がこの日、東京・中目黒の小劇場キンケロ・シアターで会見に臨んだ。愛川さんが亡くなって以降、喪服姿が一瞬映っただけで表舞台からしばらく遠ざかっていたうつみは、詰めかけた報道陣に向けて「どうも皆さま、お忙しい中、お集まりいただきまして、ありがとうございます」と一礼すると、憔悴し切った表情で心境を語り始めた。

「私、まだ信じられなくて、心の中に大きな穴がポッカリ開いてしまい、その穴を埋め尽くせないまま、今日ここに座っていまして…、愛川とは本当に、毎日毎日、笑い合って一日を過ごしておりましたので、こんなに人生の中で悲しくて、辛くて、寂しくて、そして愛おしくて、一緒に同じ天国に行ってしまいたいって、何度も何度も思いました。でも自宅で介護している時に、『早く仕事したい、早く仕事したい』って言っておりました。私も横に連れ添って、手をつないでずーっと24時間、寝ていたんですけど、早くしようね、絶対しようね、『うん』って言いながら、その手がドンドンドンドン、強かった握り方がダンダン弱くなってきて…。4月15日早朝、天国へ旅立ってしまいました。(中略)うちに帰って遺骨を抱きしめると、『元気出すんだよ、しっかりしろ』っていうキンキンのあの深くて、温かくて、やさしくて、みんなに愛されたあの声が聞こえてくることが私の今の励ましです」と時折、ハンカチを目や鼻に添え、そう語るうつみ。

 また「何よりも映画や舞台で訴えたかったのは平和でした。昭和9年生まれの愛川にとって、戦争でたくさんのものを、すべてを失ってしまったんで、(中略)だから私も愛川の遺志を継ぐことは平和を憲法9条…『守りましょう皆さん、小さい子どもたちのことを考えて、これから怖い日本にならないように守りましょうよ』ってキンキンが言っている声が聞こえます」と訴えたうつみ。愛川さんは最後まで平和を願い、特に沖縄の基地問題や集団的自衛権、さらに憲法9条問題では右傾化が進む安倍政権を批判してきた経緯がある。

「本当に今日は皆さん、お忙しい中、集まっていただいて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございます」と深々と頭を下げたうつみは結婚生活を記者から聞かれ「全部が幸せでした。愛川欽也と結婚で来て、最高の幸せでした。私と結婚してくれてありがとう、今はキンキンに感謝です」と答えた。今しばらく、落ち着かない日々が続きそうだが、うつみが元気な姿を見せることこそ愛川さんの供養にもなる。一日も早い気持ちの整理を期待したい。


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