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March , 2024
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今日見新々(5月4日=月)~①子どもの人口減少に歯止めかからず②斎藤佑樹がプロ入り〝初セーブ〟も後はナシ!

2015年5月4日(月)11時29分更新

 日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースから厳選ネタをピックアッツしてお届けする「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう(ゴールデンウイークにつき、簡易版でお届けします)。

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 【子どもの日を前に、子どもの人口減少に歯止めかからず】

 こどもの日を前日に控えたこの日、総務省統計局では4月1日現在の子ども(15歳未満)の人口推計値を公表した。それによると前年比16万人減の1617万人(男828万人、女788万人)となり、1982年から34年連続で減少、また人口比率(総人口は1億2691万人)も75年の24.3%から41年連続で下がり続け、こちらも過去最低の12.7%(65歳以上の高齢者は26.4%)を記録した。ちなみに3歳ごとに細分化すると12~14歳が347万人(総人口比率2.7%)、9~11歳が325万人(2.6%)、6~8歳が321万人(2.5%)、3~5歳が315万人(2.5%)、0~2歳が309万人(2.4%)で、年齢が低くなるにつれ、人口も減っている。

 また4000万人以上の主だった国で子どもの比率を見ると、米国の19.3%(13年7月1日調査)、フランスの18.6%(15年1月1日)、英国の17.6%(13年7月1日)、イタリアの13.9%(14年1月1日)、ドイツの13.1%(13年1月1日)と先進諸国の中でも日本は最も低い。また一人っ子政策の中国でさえ16.5%(14年12月31日)、韓国は14.3%(14年7月1日)、発展途上国を見ると、フィリピンの33.3%(10年5月1日)やタンザニア44.4%(13年7月1日)のようにかなり割合が高い国もある。

 参考までに日本の総人口が8320万人だった50年は、0~14歳の子どもの人口は2943万人(35.4%)と65歳以上の高齢者(411万人=4.9%)を遥かに上回っていた。これが85年(総人口1億2105万人)にそれぞれ2604万人(21.5%)と1247万人(10.3%)、2000年(1億2693万人)には同じく1851万人(14.6%)と2204万人(17.4%)に推移し、遂に高齢者人口が子どもを追い抜いてしまった。

 自然環境問題や社会保障問題、さらに安保改正による戦争懸念など、子育てを取り巻く環境は決していいとは言えず、出生率の低下も相変わらずだ。米国での演説に自画自賛している暇があるなら、もっと根本的な国内問題に目を向けるべきだと思うがどうだろう、ね、安倍さん!

 【ハンカチ王子がプロ入り〝初セーブ〟も後はナシ!】

かつては野球雑誌の表紙も飾っていた斎藤も、いまが正念場だ(「週刊ベースボールPLUS2011年6月号」ベースボールマガジン社刊)

かつて雑誌の表紙の常連だった斎藤も大きな岐路に立たされている(「週刊ベースボールPLUS2011年6月号」ベースボールマガジン社刊)

 パ・リーグ首位(4日現在)を走る日本ハムにとって、今や頭痛のタネになっているのが2010年のドラ1右腕、ハンカチ王子こと斎藤佑樹(26)の起用法だろう。今季も開幕先発ローテーション入りしながら2試合連続でノックアウト、防御率8.22(0勝1敗)と散々な結果で、すでに2軍に落とされた。もちろん早実、早大とエースとして君臨し、つねに先発マウンドを託された男に、リリーフという言葉はなかったハズ。ところがこの日、イースタン(西武戦)で予定されていた先発登板が急きょ回避され、2点リードで迎えた9回に登場し、1回を三者凡退に抑え2軍とはいえプロ入り初セーブを挙げた。

 これは栗山監督の意向が働いた結果で、「短いイニングを投げさせることで、よりいい球を投げようとする。ガムシャラに投げられる」(栗山監督)とその意図を説明した。さらに「俺はもう1回(斎藤の)先発を考えている」と斎藤の起用法を語った。ただ言葉を変えれば「もう1回先発でダメだったら、その時は抑え、もしくは中継ぎ」。言うなれば「あとがないぞ」という指揮官から斎藤への最後通告に違いない。それでも使ってもらえるならまだしも「もういらない」と言われれば…。そうならないためにも、それこそ斎藤はガムシャラに投げるしか、ほかに方法はないのだ。


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