元夕刊紙記者たちが、井戸端会議感覚で読者の皆さんに話題のニュースを広く浅く、たまに奥深く提供します

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　日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースをコンパクトにまとめた「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう。

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　【全豪オープンで国枝がＶ３】

　錦織が終わっても彼がいた。全豪オープン車いすの部シングル決勝で、世界ランキング１位の国枝慎吾（３０＝ユニクロ）が同２位のステファン・ウデ（４４＝仏）を６―２、６―２のストレートで下し、同大会３年連続８度目の優勝を飾った。パラリンピックでは２００８年の北京、１２年のロンドンと２連覇、全仏、全米では各５回、全英では４回王者に輝く向かうところ敵なしの世界一。とくに０７、０９、１４年と３度グランドスラムを達成している絶対的な王者なのだ。幸先のいいスタートを切り、次回５月２５日（現地時間）から始まる全仏、６月２３日からの全英、８月２５日からの全米に臨む。国枝はウデと組んだダブルスでも３連覇、８度目の優勝を果たした。ただ同じく車いす女子シングルス決勝に臨んだ世界ランキング１位の上地結衣（２０、エイベックス）は同２位のイスケ・グリフィオン（オランダ）に３―６、５―７のストレート負け、全豪初制覇はかなわなかった。昨年、グランドスラムを達成したジョーダン・ワイリー（英国）とのダブルスでは優勝を果たしている。

　参考までに、女子シングルスの決勝では第１シードのセリーム・ウィリアムズ（米国）が第２シードのマリア・シャラポアを６―３、７―６のストレートで下し５年ぶり６度目の優勝を果たした。

　【ＥＴＣ】

　・３月１４日の北陸新幹線延伸を前に、ＪＲ長野駅の新幹線ホームの発車メロディーが変更になった。採用された曲は、これを歌えなければ長野県人ではないと言われる長野県歌「信濃の国」。全６番、最後まで歌えば６分前後かかる結構な長尺歌、カラオケにも採用されており、長野県出身のおじさんサラリーマンとカラオケに行くと、迷惑を顧みず？　歌う人がたまにいる。その曲をアレンジしてメロディーにした。ところで豆知識を一つ。大都市でも、これを歌えなければ本当の市民じゃないと言われるのが「横浜市歌」。１９０９年に初披露され、森林太郎（森鴎外）作詞、南能衛作曲という由緒あるもので、小学校などで必ず歌わされる。そのため生粋のハマッ子は歌えて当たり前。「横浜市民」を気取っていても、横浜市歌を歌えなければ〝もぐり〟の可能性大だ。

結婚と大きなおなかを写真で発表したサトエリ（オフィシャルブログ「Sato Eri Times」から）

　・かつて歌舞伎俳優の市川海老蔵との交際が発覚し、その後破局。最近、芸能ニュースどころか、表舞台でもあまり見かけなかったタレントのサトエリこと佐藤江梨子（３３）が、できちゃった結婚をいきなり発表した。自身のブログで明らかにしたもので、タイトルは「本日は愛妻の日」。「私、佐藤エリコは、本名が佐藤でなくなりました」として４５歳の一般男性と結婚したことを発表、写真付きで妊娠も報告した。写真をみるとかなりお腹が大きくなっている。医者からは「もう発表しても大丈夫だと思いますよ」と言われたと書いているが、妊娠期間が書いておらず、安定期はまだとのこと。嬉しさがにじみ出るブログを見る限り、まさに幸せいっぱい夢いっぱい。ついでにサトエリのおっぱいもいっぱいいっぱいってことになるに違いない。

　・猟奇殺人事件など、若者の暴走が止まらないが、今度はこんな事件が起こった。前日、交際している１５歳の女子高生Ａ子の首を絞めて殺そうとしたとして、熊本市のアルバイトＹ容疑者（２０）が逮捕された。自宅マンションで女子高生の首を両手で絞めて、殺そうとした殺人未遂容疑だ。ところが話をよくよく聞くと、最初に手を出したのはＡ子のほうだった。警察の話では、Ｙが別の女性と電話で話したことに腹をたて口論に発展、さらに激高したＡ子がＹに馬乗りになり、何回か首を絞めてきたという。Ｙも応戦しＡ子の首に手を掛けて壁に押し付けたところ、その場に倒れ込んでしまったというのだ。ビックリしたＹは１１９番通報、Ａ子は気を失っていただけだったが、駆け付けた県警の警察官にＹは現行犯逮捕されたという次第。結局、最初に首を絞めたのがＡ子だったことで、Ｙに続きＡ子も殺人未遂の疑いで逮捕された。どっちもどっちの感はぬぐえないが、犯行が起きたのは午前１時。女に応戦するのに首に手を掛ける男も理解できないが、やはり深夜、１人暮らしの男性宅に遊びに行く女子高校生も理解に苦しむ。家庭環境がどうのとか、親のしつけがどうだとか言いたくないが、やはりどっちもどっちで、結局痛み分けに終わる公算大。県警では成人ということでＹの実名を公表しているが、本サイトではあえて伏せることにした。あしからず。

　・この日もイスラム国に拘束されているフリージャーナリスト後藤健二さん（４７）の解放は進展が見られなかった。