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November , 2018
Thursday

〝自噴〟にご注意を

2014年8月7日(木)11時57分更新

 便利になるほど危険も増える――そんな注意喚起が7日、国民生活センターから出された。最近、急速に普及する〝ワンプッシュ式蚊取り器〟で、誤って薬剤を自分に向けて噴射してしまい、顔が腫れたなどの事故報告が増えているという。殺虫剤の使い方、いま一度、再確認を。

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殺虫剤が顔にかかってしまう一例(国民生活センター)

殺虫剤が顔にかかってしまう一例(国民生活センター)

 小学生の男の子が目の前をブーンと音を立てて飛び回る1匹の蚊に気づき、テーブル上の蚊取り器の押しボタンをワンプッシュ。すると噴射された薬剤に紛れた(扮した)TOKIOのメンバー5人が登場し、いつの間にか無数に増えた蚊を、口から火を噴いたりライトセーバーなどの武器を使い全滅させる。すると女性の声で「ワンプッシュですぐ効く。ずっと効く」。

◇ワンプッシュ式蚊取り器が大人気

 これはフマキラーの「おすだけベープクリスタ」のCMの一場面。この手のワンプッシュ式蚊取りは、たった1回薬剤を噴射するだけで、その効果は12時間、さらに長いもので24時間持続する商品もあり、消費者にはその利便性が受けている。TOKIOのCMは、その効果を表すには十分すぎる迫力があり、思わず手にした家庭も多かったに違いない。

 大日本除虫菊やアース製薬も、それぞれ前者が「蚊がいなくなるスプレー」、後者が「おすだけノーマット」など同様の商品を発売しており、どれも急速に売り上げを伸ばしているのだ。

 ところが人気が増すにしたがって、「薬剤をまともに顔にかけてしまい、両頬が赤くなり、やけどのような痛みが出た」などの事故報告が国民生活センターに多く寄せられるようになっている。

◇使用の際は噴射口と方向を要確認

 同センターによると、事故報告の7割以上は子どものいたずらによるものというが、職場でプッシュ式殺虫剤を事務機器と間違えて押してしまい、顔にかかったというOLの事故例もある。

 事務機器を殺虫剤と間違えたというのは、かなりレアケースだろうが、同センターでは「まずは子どもの手の届かないところに置いていただき、使用の際は薬剤の噴射口と噴射方向をシッカリ確かめることです」と注意喚起する。

 どんなに気を付けていても、知らず知らずのうちに入り込むにっくき蚊。耳元で「ブーン」とやられるとホント、気が滅入るし、刺されるとかゆい。殺虫剤とうまく付き合って、快適に過ごしたいものだ。

 余談だが殺虫剤に関連して、歌手の郷ひろみネタを一つ。最近はアースジェット(アース製薬)のCMで「ハエハエ、カカカ~」と軽快に歌い、殺虫剤で蚊の着ぐるみを着たバックバンドを次々消していく。1980年代初頭には、大日本除虫菊のCMで発した「ハエハエ、カカカ、キンチョール」(俳優の柄本明と共演)というセリフが流行語になっていた。30年以上の時を経て、その流行語が歌のワンフレーズになり、それもライバル会社から戻ってきていたのだ。


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