元夕刊紙記者たちが、井戸端会議感覚で読者の皆さんに話題のニュースを広く浅く、たまに奥深く提供します

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　厚生労働省は先ごろ、２０１３年の日本人の平均寿命を発表しました。それによると男性が初めて８０歳を超え（８０．２１歳）、女性の８６．６１歳とともに、過去最高を更新したことがわかりました。

　女性は２年連続の世界一（２位は香港の８６．５７歳）、男性は前年から一つ順位を上げ、男性トップの香港（８０．８７歳）も射程に入る４位と健闘。戦後間もない１９４７年に男性５０．０６歳、女性５３．９６歳だったことを考えると、約７０年の時を重ね、ともに３０歳以上も寿命を延ばしたことになります。

　それとともにサラリーマン社会の定年は５５歳から６０歳と延び、いまや６５歳が主流になりつつあります。日本の総人口は１億２７５０万人、このうち６０歳以上の占める割合は約３２％の４１００万人に上ります。ほぼ３人に１人が還暦を超えています。

　もはや高齢者抜きにしては考えられない時代。高齢者あっての世の中といっても過言ではありません。ということで当サイトは高齢者向けの特別コーナーを設けました。名付けて「Ｒ６０＋」（「アラカン・プラス」とお読みください）。映画の成人指定「Ｒ１８＋」のように６０歳以上を指しますが、決して満６０歳未満の方が読まれても、法令違反に問われることはありません。どの世代の方も、安心して楽しんでいただければ幸いです。

「第二の人生これから！」――そう意気込む高齢者の皆さんに、折を見てさまざまな情報を提供してまいる所存です。ぜひご期待ください。