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November , 2018
Thursday

速報! 湯川遥菜さん殺害か

2015年1月25日(日)02時46分更新

 日が明けた途端、信じられない情報が飛び込んできた。イスラム過激派組織「イスラム国」に拘束されていた後藤健二さん(47)と湯川遥菜さん(42)の2人の日本人のうち、湯川さんが殺害されたとみられる画像がインターネット上に公開された。速報でお伝えする。

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湯川さん殺害とされる写真を持つ後藤さん。すでにもとの画像に手を加えられた画像もユーチューブにはアップされている

湯川さん殺害とされる写真を持つ後藤さん。すでにもとの画像に手を加えられた画像もユーチューブにはアップされている

 25日午前0時10分過ぎだった。菅官房長官が緊急記者会見を開き、こう語った。

「湯川遥菜氏と見られる邦人1名が殺害された写真を持つ後藤健二氏の写真がインターネット上で配信されました。このような行為は言語道断の許しがたい暴挙であり、強く非難する。また残り1名の後藤健二氏に危害を加えないよう、そして直ちに解放するよう強く要求する。直ちに内閣危機管理官、および国家安全保障局長に対し関係省庁と連携して情報収集をはじめとして、しっかり対応するよう指示をした。関係閣僚会議も速やかに開催する予定であります。以上です。質問は答えません」

 湯川さんが殺害された現場写真を後藤さんが持ち、ユーチューブに静止画が配信されたのは、日本時間の24日午後11時ごろ。映像では静止画のほか、英語でおおむね以下のような発言がなされた。

「私の名前は後藤健二。これはイスラム国で私とともに拘束された湯川が殺された写真だ。安倍、オマエが遥菜を殺した。交渉期限の72時間を守らなかったからだ。私は妻と2人の子どもに会いたい。私を解放するのは簡単なことだ。彼らはすでにカネは要求していない。ヨルダンで拘束されているサジダ・アルリシャウィという女の釈放を求めているだけだ。彼女が解放されれば私も解放される。とても簡単なことで実現できることだ。この言葉を私の最後の言葉にしないでほしい。私が殺されないように安倍に働きかけてほしい」

 映像が静止画であり、また英語のため後藤さん本人の発言かどうか不明だが、写真を見る限り湯川さんが殺害された可能性は高い。

 映像を通して流れる発言から、後藤さんの解放はすでに身代金ではなくサジダという女性の解放に移ったとみられる。ちなみにこの女性はイラク人で、2005年11月にヨルダンのホテルで行われていた結婚式で、自爆テロにかかわった夫婦のうちの妻と見られ、夫はその時、自爆して死亡、しかし妻が身に着けていた爆薬が不発だったためヨルダン当局に身柄を拘束され、裁判では死刑判決を受けている。現在、サジダ受刑者はヨルダンの刑務所に服役中で、死刑判決を不服として上告しているという。またサジダ受刑者の親族が、イスラム国の前身である「イラクの聖戦アルカイダ」指導者だった故アブームスアブ・ザルカウィ容疑者の側近だったという情報もある。

 さまざまな情報が交錯する中、午前1時過ぎから官邸で関係閣僚会議が開かれ、安倍首相をはじめ、岸田外相、中谷防衛相などが集まり、情報の集約や今後の対応が話し合われた、会議を終え、出てきた安倍首相は待ち構えていた記者団にこう述べた。

「現在、あらゆる外交ルート、そして手段を尽くして解放に向けて取り組んでいます。その中で、湯川遥菜さんが殺害されたとみられる写真がインターネットに配信されました。ご家族のご心痛は察するに余りあり、言葉もありません。このようなテロ行為は言語道断であり許しがたい暴挙です強い憤りを覚えます。断固として非難します。改めて後藤健二さんに危害を加えないよう、そして直ちに解放するよう強く要求します日本政府としては引き続きテロに屈することなく国際社会とともに世界の平和と安定に積極的に貢献してまいります。今後も、邦人の解放に向けて政府を挙げて取り組んでまいります」

 安倍首相の表情にもかなり焦りが見えていたが、ユーチューブにアップされた画像が本物だとすれば、すでに湯川さんが犠牲になってしまったことになる。後藤さん救出のためには一刻の猶予もない。日本政府、そして安倍首相の対応が注目される。


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