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November , 2018
Thursday

柏木由紀を追及できない芸能メディア

2015年6月19日(金)03時38分更新

 AKB48の人気メンバーの柏木由紀(23)とジャニーズのアイドルグループNEWSのメンバー手越祐也(27)の熱愛報道が報じられて丸1週間。この問題に関して、柏木本人どころか追及する立場にあるはずの芸能マスコミまで完全無視を決め込んでいる。なぜ追及しないのかできないのか。「AKBの意向には従わざるを得ない」…これが芸能マスコミのズバリ本音だ。

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 AKB48のメンバーで、10日に行われた「第7回AKB選抜総選挙」で、指原莉乃(22)に続き、人気ナンバー2の座を射止めた柏木。今や芸能界一のスケコマシと悪名の高い手越の毒牙にかかり、総選挙翌日に発売された週刊文春に超ド級のスキャンダル記事を掲載されたのは知っての通り。

◇芸能メディアは柏木スキャンダル完全スルー

 あれから1週間、これまで柏木はダンマリを決め込んでいた。おかしかったのは、当初参加を予定していた14日の握手会を「(出場予定者に柏木が)誤植で名前が間違って掲載されてしまった」として不参加。珍妙な理由をつけてまで、公の場から逃げていた。その柏木が18日、東京都内で行われた求人情報サイト「バイトル」の新CM発表会に指原とともに参加するとあって、ファンも固唾をのんでその成り行きを見守っていた。早速、スポーツ、夕刊各紙はその様子を自社のインターネットサイト上に掲載したが、見出しはざっとこんな感じだ。

柏木はスキャンダル完全スルーの不誠実ぶりを見せつけた(画像は「別冊ヤングチャンピオン4月号」秋田書店刊)

柏木はスキャンダル完全スルーの不誠実ぶりを見せつけた(画像は「別冊ヤングチャンピオン4月号」秋田書店刊)

「指原莉乃、AKBバイトルCM撮影での柏木秘話暴露」(日刊スポーツ)、「ゆきりん さしこの暴露『ずっと怒られていた』に大笑い」(スポニチ)、「柏木由紀『1年頑張りたい』」(デイリースポーツ)、「柏木由紀 指原莉乃の『おっぱいマッサージ効果』審査役を拒絶」(東スポ)

 手越の手の字も、スキャンダルのスの字も、謝罪の謝の字も見当たらない。内容も同様で「柏木は雨女」だとか「総選挙1位の指原の壁の厚さを感じた」だとか「また1年頑張りたいと語った」だとか、どうでもいい与太話ばかり。肝心要の手越との関係はひと言も触れられず、また世間を騒がせたことに対する柏木の謝罪の言葉もなかった。

◇ネット上は柏木批判で大炎上

 ところがネット上は、全くの別世界。柏木批判の雨あられで、大炎上のお祭り騒ぎになった。「ファンに対して申し訳ないと思うなら、ひと言でいいから謝れよ。お前最低だわ。頼むから今すぐAKBを辞めてくれ」「謝罪なしで1年頑張りたいとかふざけすぎでしょ。坊主にした峯岸のほうがよっぽど好感もてるし、あなたはアイドルって語る資格はないと思います」「人に嘘ついてお金貢がせて、さぞ仕事楽しかろうな」「AKB辞めろ。辞めて恋愛すれば文句は言われん」「単純に謝罪しないとファンがかわいそう」「アイドルとして絶対認めない。というか人としてどうなの?」

 芸能メディアはスルーの中、世間は柏木を許していなかった。この現象一つとっても大きなニュースに違いないのに、文春が報じて以来、名の通ったメディアの中で、このスキャンダルを扱ったのは日刊ゲンダイくらい。それも手越が悪者で、柏木はあくまでも被害者扱い、決して柏木を非難したわけではない。それでもまだ扱ったところに新聞協会非加盟の面目躍如といえなくもないが、情けないのは他のスポーツ、夕刊各紙。いくらAKBの人気メンバーとはいえ、これほど露骨にこの問題をスルーするのは、それこそ読者の知る権利や、ふだんちょっとしたスキャンダルでも鬼の首を取ったように大騒ぎする芸能マスコミからすると、いくら何でも無視しすぎ、無責任すぎやしまいか。

 なぜ報道しないのかできないのか、その理由を新聞業界や芸能界に詳しいX氏だ。

「いま新聞業界、特にスポーツ新聞はインターネットの普及などもあって販売部数は激減、広告収入も先細りで、生き残りをかけて取材費や人件費削減など必死に経営立て直しを図っている。その一方で10万円や20万円というちょっとした収入もありがたい中、イベントパンフレットなどの受注で数百万円、時には1000万円を超すような協力をしてくれるAKBは、もはやスポーツ紙にとっては一種の救世主、神様のような存在。それにAKBを持ち上げておけば、ファンを読者に取り込むこともできるとそう信じている」

◇芸能メディアはAKBにすがるしかない

 ただ現場では快く思っていない記者も少なくない。今回の柏木の件は特にそう。

「これだけファンの間で大問題になっているのに、どこも借りてきた猫のように追及しない。いや一切触れない。どう考えたって、不自然過ぎる。ここまで露骨だと、いくらスポーツ紙といえども、もはや新聞社の体をなしていない」(プロ野球担当の30代の男性記者)。

 本サイトではこれまで何度か指摘していることだが、新聞社、とくにスポーツ紙や夕刊紙は世代交代が進み、今、経営の根幹を担う世代は40~50代まで若返っている。彼らはバブル全盛期に入社した苦労知らずだし、そのうえ最近のマスコミ不況で、新卒採用数もままならず。採用される新入社員の能力もおしなべて下落傾向にある。

「もはや記事で読者を引き付けて部数や売り上げを伸ばす、他社を出し抜くスクープで次につなげるということができなくなっている。昔の新聞社はおおむね、編集の発言権が強かったが、今では販売や広告といった営業サイドの意向が強く働くケースも少なくない。下世話な言い方をすると、とにかく売り上げを伸ばしたい、そのためにはAKBにすがるしかないというのがスポーツ新聞、夕刊紙の本音」

◇最終ジャッジはファンが行えばいい

 さて、もはやスポーツ紙や夕刊紙に柏木の責任追及など期待できないことはお分かりだろう。ただ芸能界は、今も昔もファンが支えて成り立つ世界であることを忘れてはならない。ファンが一番偉いのだ。柏木だろうがAKBグループだろうが、その生殺与奪の権利はファンが握っている。柏木を許すも許さないのもファン次第。幸いにも昔と違い、今はツイッターやフェイスブックといったソーシャルネットワークなどが発達し、簡単に個人の考えや気持ちを伝える手段がある。柏木を許すなら、批判をやめればいいし、許せなければ批判し続ければいい。批判の声が多ければ多いほど、また続けば続くほど当人はもちろん、運営サイドも黙ってやり過ごすことはできなくなる。よくよく考えて行動されたし。

 そう言えば総選挙で2連覇を狙いながら、今回3位に甘んじた渡辺麻友(21)。理想のアイドル像を追求しているメンバーであることは、ファンの間でもよく知られている。彼女が14日に放送されたドキュメンタリー番組「情熱大陸」(TBS系)に出演し、AKBを評して「真面目に頑張ったり、一生懸命やったりストイックにやったり、それが正解じゃないところ」と発言。さらに「真面目な子が損をするような世界でもある」と付け加えたからさあ大変。ファンの間でも、今回の柏木のスキャンダルとリンクするような発言だと大きな話題になっているのだ。

〝恋愛禁止〟というAKBの不文律を不真面目に破り、手越との衝撃スキャンダルが発覚した柏木。その柏木が今回の総選挙で渡辺より上位の2位にランクインし、さらにちょうど3年前に週刊文春で男との情事を暴かれた指原が1位に輝いた。〝不真面目な子たちが損〟をせずに、ワンツーフィニッシュを決める。まさに世間では非常識に思えることも、実は渡辺が言うように、これがAKBの常識なのかもしれない。

「でも私はいつか報われると信じて諦めないでやってきた」と胸を張る渡辺。本サイトは渡辺にお願いしたい。AKBのメンバーでいる限り、信じるファンのためにも、せめて貴姉だけでもいい。いつまで理想のアイドル像を、その体を張って追求してほしい、そう願うばかりだ。


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  1. 芸能・エンタメ 2015年6月 | 注目 News & Info サマリー by CLOVER & RAINBOW

    […] 柏木由紀を追及できない芸能メディア […]

    投稿日2015年6月23日 PM 4:37

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