速報! 後藤健二さんから「残された時間は24時間」のメッセージ
イスラム過激派組織「イスラム国」に拘束されているフリージャーナリストの後藤健二さん(47)の新たな画像が27日午後11時ごろ、インターネット上にアップされ、「私には24時間しか残っていない」とする後藤さんと見られる英語の音声が流れてしまった。ついに期限をきった最後通告。日本、ヨルダン両政府の速やかな対応が求められる。
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後藤さんはオレンジ色の囚人服をまとい、後藤さん同様、イスラム国に拘束されているヨルダン国軍パイロットのモアズ・カサスベ中尉(26)と見られる写真を両手に持ち、約1分38秒にわたって懇願するような切迫する声でこう訴えた。
「私は後藤健二です。これが私の最後のメッセージです。最後になると言われました。私の自由を奪っているのはサジダの解放を遅らせているヨルダン政府です。残された時間はわずかしかありません。日本政府はヨルダンに圧力をかけてほしい。私とサジダの交換のどこがそんなに難しいのですか。私には24時間しかありません。パイロットはもっと短い時間しか残っていません。これ以上は私たち2人の死につながるだけです」
日本政府はすぐに緊急会議を招集、会議終了後の午前1時前に会見を開いた菅官房長官は記者団に対し、こう述べた。
「先ほどツイッター(ママ)で後藤健二さんによるものとみられる音声メッセージと、ヨルダン人パイロットの写真を持った後藤さんと見られる画像が公開をされました。これを受けて私のもとに加藤、世耕、杉田3官房副長官、さらに国家安全局長、内閣危機管理官、内閣情報官等招集し今後の基本方針について検討を行いました。政府としては極めて厳しい状況の中で、後藤さんの早期解放に向けてヨルダン政府に今日まで協力要請を行ってきており、今後ともその方針に変わりはないことを確認し、総理にご報告いたしました。そして総理のご了承を得て、私から外務大臣に対し、現地対策本部にその方針を伝達するようにという総理の指示を伝えました。以上です」
それだけ話すと記者団からの「後藤さん本人とはまだ確認できてませんか」という問いにも答えず、引き上げた菅官房長官。相当厳しい状況に置かれた日本政府の立場がうかがえる。後藤さんを救うにはどうするべきか、またどうすれば可能になるのか…いよいよ一刻の猶予もなくなった。
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