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November , 2018
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第二次安倍改造内閣発足、本サイトが新閣僚を品定め

2014年9月3日(水)11時58分更新

 3日、予定通り第二次安倍改造内閣が発足した。テレビをつけても新聞開いても、毎度のことながら、喧々諤々の愚にもつかない論評のオンパレード。いくら御託を並べても、それが日本のためになった例(ためし)がない。そう言ってしまえば元も子もないが、本サイトは正攻法に攻めたってつまらない。ここは斜に構えて改造内閣の品評会といってみよう。

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第二次安倍改造内閣が遂に始動した

第二次安倍改造内閣が遂に始動した

 話題となっていた女性閣僚は小渕優子経産相(40)をはじめ5人。各マスコミは、小泉政権と並び最多だとか、民間起用がなかったのは史上初だとか騒ぎ立てる。また稲田朋美自民党政調会長(55)まで入閣に準ずるとするなら史上最多の女性登用だ…とどうでもいいような事実を報じていた。

「本来はどれだけ有能な人材が、どれほど適材適所に配置されたか話題になるべきでしょう。どう見てもこれら女性閣僚が、閣外に沈んだ他の議員より秀でているとは思えない。今の自民党、いや政界と言ったほうが適切でしょうが、いよいよ人材不足が顕著になった証拠でしょう」というのは大手商社幹部のA氏だ。

◇なんじゃ、こりゃあ

 各大臣の真正面からの分析は、数多ある大手メディアに譲るとして、さてこのA氏、「いやー、びっくりしたなあ、もう」と目をパチクリさせたのにはワケがある。

「思わず『なんじゃ、こりゃあ』とまるで太陽にほえろのジーパン刑事のようなセリフを口にしてしまいましたよ。真っ赤に染まった血…じゃなかったあのジャケット。私はあの真っ赤っかジャケットの新法務大臣にはもうビックリ。58歳でしたっけ? 還暦にはまだ2年もあるのに…って、ツッコミまで入れました」

 松島みどり新法務大臣は元朝日新聞のOLで、落選経験もある4期目の衆院議員だ。副大臣の経験はあるが、正真正銘の初入閣。何でも「名前はみどりでも情熱の赤」がキャッチフレーズのようで、クローゼットには10着以上も赤のジャケットが吊るされているという。

「別に松島さんだけじゃないけど、もう大臣が決まった時のあの不自然すぎる冷静な表情。口や目元でわかっちゃうよね。笑いたいのを必死にこらえている。マスコミがいなかったら、部屋の隅々までスキップしてたんじゃないかっていう新閣僚が結構いました」と振り返るのは、中堅出版社の編集者B氏。続けてこう語った。

「何がそんなにうれしいんだろうと思いますよね。TPPに消費税、中韓関係に北朝鮮の拉致問題…、全く先行きの見えない原発事故の後処理…これだけ難問山積の日本にあって、その重圧は半端ない。十円禿げ程度では済まされないですよ。私だったら逃げ出していますね」

◇ふたを開ければ…

 ネットの反応は、「第二次安倍内閣に期待してます!」というのもあれば、「絶対誰か問題発言するよね」とか「で、新内閣の何人が事務所費に爆弾を抱えているかな?」といろいろ、どちらかというと批判票が多いような…。

 そんな批判票をよそに、小渕氏の経産相起用に関しては「重要閣僚に女性抜擢は憲政史上初」とか、しまいに「次世代の首相候補」とまで持ち上げる政界関係者もいた。

 それでもふたを開ければ一番のサプライズだったと言われるのが、谷垣禎一前自民党総裁(69)の幹事長起用だ。「総裁経験者が格下の幹事長なんて異例中の異例」と各マスコミは報じたが、新鮮味は全くなし。

 これをサプライズというのは、まさに政界の常識は世間の非常識。民間では、社長が副社長や専務、常務に降格することは、多くはなくても珍しいことではない。

◇麻生さんが一番人間らしい

 そのことを記者団から聞かれた麻生太郎副総理兼財務・金融担当相は、自身の例を引き合いに出して、こう語った。

「いいんじゃねえの。総裁やったのが幹事長やったって。総理やっているヤツが副総理やったりしているんだから」

 ふてくされたようなドスの利いた声で話すさまは、早速、それを見た奥さま層から批判が飛んだ。

「いい大人なんだから、せめて『です』『ます』調で語ってほしいですよね。あれを見たら、子どもたちはどう思うのかしら。まるでヤクザの親分。大金持ちだか何だか知らないけど、品がない。なぜあんな偉そうな態度が取れるんでしょう。どうしてこんな人が政治家やっていられるのかしら」(東京都内の専業主婦Cさん)

 知っての通り、麻生副総理は、一大企業コンツェルン麻生グループが後ろ盾の大金持ち。若いころはクレー射撃で五輪に出場したこともあるお坊ちゃま。いまやすっかりトレードマーク化した暗黒街のボスのような出で立ちは、かつてウォールストリートジャーナルから「ギャングスタイル」と揶揄されたこともあったほど。

「任侠映画が大人気だった1970年代、『仁義なき戦い』シリーズを見て映画館から出てきた若者たちが、決して強くもないのに肩で風を切って歩いていた。麻生さんって、多分、その類いじゃないかと思いますよ。一時、ちょい悪オヤジってはやりましたけど、あの年代の男って、態度に出すか出さないかの違いで、実は麻生さんのようなタイプが多い。まだ年端もいかない悪ガキが、たばこを吸って格好つけるのと同じで、麻生さんは良くも悪くも万年青年なんでしょう。そしてカネも権力もあるから、その力にあかせてついつい表に出ちゃう。人間、権力を持つとああなるという典型例でしょう。麻生さんって、一番人間らしいと思いますよ」というのは前出のA氏。

 ただ悪ガキで済まなかったのが、首相時代の漢字の読み間違い。未曾有(みぞう)が「みぞゆう」、踏襲(とうしゅう)が「ふしゅう」…とそのあまりのヒドさに、世間を震撼させたのは記憶に新しい。

◇期待はしないが…

 そうそう、もう一人、今後に期待が持てる? 人材がいた。初入閣組の新農水相・西川公也衆院議員(71)。今回、各メディアも結構伝えていたが、2013年3月、自民党のTPP部会で、当時の尾辻秀久厚労相(73)と大喧嘩。カメラが回っている前で「何が悪い!」「何だってんだよ!」「「何が何だ!」などと大声張り上げて口げんかするさまは、まるで「子どものケンカ」とバカにされた。

 高村正彦副総裁(72)の会見を見ると、心なしか元気がなかったのが気になったとか、ほかにもいくつか気になる話は聞こえてくるが、スッタモンダの末、安倍首相の最大のライバル石破茂前幹事長(57)は、地方創生担当相に落ち着いた。

 前出A氏、B氏に、主婦Cさんも「別に誰が大臣になったって一緒。期待していない」と口を揃えるが、諦めていては日本の将来は決して明るくならない。ないものねだりをしたって、ない袖を振ったって何も出てこないとはいえ、巷間言われていることだが、現政権発足の道筋を作ったのは我々国民、選挙民。それをシッカリ念頭に置かなければ、結局日本の将来はない。本サイト記者も含め、考えさせられる問題である。


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