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April , 2024
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今日見新々(2月9日=月)

2015年2月9日(月)11時56分更新

 日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースをコンパクトにまとめた「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう。

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 【天龍源一郎がマット界引退を発表】

遂に引退発表をした天龍(写真は「天龍 Mr.プロレス」DVDボックス=発売元クエストから)

遂に引退発表をした天龍(写真は「天龍 Mr.プロレス」DVDボックス=発売元クエストから)

 天龍源一郎(65)がこの日、東京都内で記者会見し、11月に現役引退することを発表した。多くのプロレスファンを魅了し、また長年、マット界をけん引してきた〝生きる伝説〟、〝ミスタープロレス〟は、まさに格闘技とともに歩んできた人生だった。格闘界との出合いは1963年、福井・勝山市で当時はまだ中学生だった天龍少年が大鵬にスカウトされ、各界入りしたことから始まる。翌年の初場所で初土俵を踏み、幕内優勝こそないが幕下、十両でともに優勝1回、通算成績は393勝355敗(うち幕内成績は108勝132敗)、最高位は前頭筆頭まで上り詰めた。しかし師匠の死去に伴う後継問題に嫌気がさし、76年秋場所で8勝7敗と勝ち越しながら廃業を決め、場所後すぐの10月にジャイアント馬場率いる全日本プロレスに入団した。渡米中の11月にテキサス州でデビュー戦を果たし、日本でのマットデビューは77年6月、ジャイアント馬場と組んで勝利したマリオ・ミラノ&メヒコ・グランデ戦だった。

 39年に及ぶプロレス人生での一番の思い出を聞かれ、ジャイアント馬場とアントニオ猪木からフォールを奪ったことと答えた天龍。「たかが幕内そこそこしかいかなかった相撲取りが、名前を知られるまでになった。プロレスラーになってよかった。馬場さんに感謝したい」と振り返った。引退理由は体力の限界やケガではなく、妻の病気が一因とされ、引退後は後進の指導を含め、マット界から完全に身を引く予定だという。引退興行はマット界デビューした月に当たる11月を予定、天龍源一郎の入場曲「THUNDER STORM」(高中正義作曲)をバックに最後のリングに上がる。

 【ETC】

 ・豪ニューサウスウェールズ州バリナの海岸でサーフィン中の日本人男性が体長4㍍と見られるサメに襲われ死亡する事故が起きた。被害に遭ったのは、事故現場近くに住む中原忠さん(41)で、友人数人とサーフィンを楽しんでいる最中に襲われた。中原さんは東京都出身で、20年以上前からサーフィンを極めるため豪州に渡り、ふだんはサーフショップなどで働いていたという。南半球は今が夏で、事故現場となった周辺海域はサーファーがサメに襲われる事故が相次ぎ、前日も中原さんが襲われた現場から25㌔離れた海岸でもサーファーがサメに襲われケガをしていた。

 ・「ふくろう博士」の愛称で知られ、かつてテレビでも人気者だった日本家庭教師センターの創業者で教育評論家の古川のぼるさんが肺炎のため亡くなった。享年80。いまや数多ある家庭教師派遣システムの礎を築いたといわれ、学院は今も長男の隆弘氏が引き継いでいる。葬儀は後日、家族だけで執り行われる予定。

 ・テレビ番組などでの歯に衣着せぬコメントでファンが多かった元東京地検特捜部長で弁護士の河上和雄さんが7日に敗血症のため、亡くなっていたことがわかった。享年81。河上さんは東大法学部在学中に司法試験合格、卒業後の1958年、検事任官。東京地検特捜部時代にはロッキード事件の捜査にも加わり、83年に特捜部長に就任した。91年に最高検公判部長を最後に退官、弁護士として大学で教鞭を執るかたわら、企業の監査役も務めた。またテレビの報道番組などではコメンテーターとして活躍し、特に日本テレビ系の「真相報道 バンキシャ!」では「ご意見バン」としてレギュラーコメンテーターを務めた。いわゆる〝ヤメ検〟といわれるコメンテーターは複数いるが、体制におもねることも、なびくこともなく、公平な立場でコメントするさまは視聴者からも定評があった。直木賞作家でジャーナリストの三好徹さん(84)は実兄。通夜は11日午後6時、葬儀・告別式は12日午前10時半から東京・青山葬儀所で執り行われる。喪主は長男の和寛さん。

 ・インド警察がこの日明らかにしたところによると8日、日本の女子学生(20)が男にレイプされたとして警察に届けた。女子学生は同国西部の観光地ジャイプールで知り合ったこの男に「名所を案内するよ」と誘われ、いくつかの観光地を巡り、その後、ホテルまで送ると言われ、バイクで60㌔ほど離れたドゥドゥ村に連れてこられた。そこで被害に遭ったという。悲鳴を聞いた近隣住民が集まってきたことで男は逃亡、現地警察は男の行方を追っている。女子学生が襲われた場所は世界遺産などもある日本人に人気の観光スポット。1月にはやはり20代の日本人女性が監禁され、複数の男から集団暴行を受けたばかり。このところインド国内では女性のレイプ被害が続発、できることなら同国への女性の一人旅は避けたほうがよさそうだ。

 ・今年も国内外から多くの観光客を集めて好評開催中の「第66回さっぽろ雪まつり」(~11日)。ところがこのところの気温上昇に伴い、氷雪像の倒壊危機が懸念されていた。すでにこの日までに全氷雪像の1割に当たる雪像10基、氷像12基が取り壊された。大雪像の中にも「スター・ウォーズ」のように、背景にある戦闘機3機を撤去されたものもある。またプロジェクションマッピングで夜の会場を盛り上げていた大雪像「春日大社・中門」も融けて40㌢ほど縮んだため、プログラミングを修正して何とか実施している。氷雪像の取り壊しは3年ぶりだが、「これほど大規模な取り壊しはかつてない規模」と実行委員会サイドも頭を抱えていた。


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