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April , 2024
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今日見新々(3月26日=木)~①襲撃事件の被害者AKB川栄が卒業発表②がんの発症&死亡率に地域間格差③ピカソの絵に牛丼4895万杯の価値!

2015年3月26日(木)11時52分更新

 日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースをコンパクトにまとめた「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう。

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 【ファン襲撃事件で被害に遭ったAKBの川栄が卒業発表】

今でも襲撃事件を引きずる川栄だが、卒業を発表し次の挑戦を明かした

今でも襲撃事件を引きずる川栄だが、卒業を発表し次の挑戦を明かした

 興味がなければ、どうでもいいことだが、一応国民的アイドルの動向をお伝えするのも本サイトの役目。この日、AKB48がさいたまスーパーアリーナでコンサートを行い、メンバーの入れ替えなどのいくつかの発表が行われた。その中で、ひと際会場を沸かせたのがAKB48の11期生で、2010年にデビューした川栄李奈(20)の卒業が発表されたことだった。

 彼女をAKBファン以外にも一躍有名にしたのが昨年5月、岩手で行われていた握手会で、男が川栄ともう一人のメンバーの入山杏奈(19)、スタッフの計3人にノコギリで襲い掛かり殺人未遂で逮捕、川栄は右手親指の骨折と裂傷、入山は右手小指の骨折と裂傷に加え、頭部にもケガを負った事件だった。それまでもバラエティー番組で「バカで足がくさい」といじられる〝おばかキャラ〟としてファンの間で人気を博していたが、この事件をきっかけに、世間的にも名前を知られながら、しばらく活動休止を余儀なくされた。

 川栄は今回の卒業の経緯をファンに報告する際、「私は握手会を大事にしているけど、(事件を引きずって)握手会に出れないし、これからも出れることないし、で、どうしようかなって思ってた」と苦しい胸の内を涙ながらに語った。それでも転機になったのが事件後、復帰してTBSのドラマ「ごめんね青春!」(昨年10~12月放送)に女子高生役でレギュラー出演、「これが彼女に大きな自信と希望を与えたようだ」と話すのは芸能事情通のX氏。ちょっとハスっぱな役柄だったが、なかなかハマっていると視聴者にも好評だったという。

 卒業時期は未定というが「やっぱり私は自分がやりたいことを、今できる限りやりたいなあと思って、で、私はお芝居をすることがすごく好きで」という川栄は最後に、こう宣言した。

「私はAKBじゃなかったら、ふつうに通用しないし、演技も下手だから、そこも一から勉強して、自分の夢を追いかけたいなと思いました」

 堂々の女優宣言、会場を埋め尽くしたファンからは温かい声援が送られた。「彼女の心情からすれば、AKBには未練はあるでしょう。でも握手会に出られないジレンマは如何ともし難かったのだろう」としてX氏はこう続ける。

「絶対的エースと言われた前田敦子、それに前田と人気を二分していた大島優子と女優転身組がいる。前田は苦労しているようだが、大島は草彅剛主演のドラマ『銭の戦争』(関テレ=フジ系列)でその演技が結構評判だったというし、宮沢りえ主演の映画「紙の月」で日本アカデミー賞助演女優賞を受賞するなど、結構頑張っている。いま川栄はAKSというAKBグループ系の芸能事務所に所属しているが、本格的に女優を目指すなら、事務所移籍も視野に置いているはず。まあ事件が事件だっただけに、夢に向かって頑張ってほしい」

 芸の道を進むのは険しく、極めるには、なお厳しい試練が待っている。TBSドラマの演技が好評だったとはいえ「あれは地で演技できたから」という声も少なくない。女優挑戦は川栄にとっては茨の道かもしれないが、そこは弱冠20歳の伸び盛り。若さの特権を存分に生かして前進してほしいものだ。

 【がん発症&死亡率に地域間格差】

「がん」が不治の病といわれたのも今や昔の話で、早期発見されれば大方は完治するし、末期と言われても場合によってはがん細胞自体が消滅することもある。それでも発症までのメカニズムが完全に解明されたわけではない。もちろん遺伝による罹患もあれば生活習慣…何が災いするかわからない。病気はまず予防が大原則、あらゆる情報を知っておくに越したことはない。この日、国立がん研究センターのがん対策情報センターが39道府県別(データの登録のない宮城、埼玉、東京、静岡、大阪、福岡、宮崎、鹿児島の8都府県は除く)のデータをもとに、がんを発症した推計値を出し「全国がん罹患モニタリング集計」としてまとめた。2011年に新たにがんと診断された全国の患者85万1537人(男性49万6304人、女性35万5233人)を対象に算出された。

 全部位でみた場合、罹患率、死亡率とも北海道や東北地方、山陰や九州北部の男性が標準より高い数値を示し、長野と広島では罹患率が高いながら死亡率が低かった。がんに占める罹患率で双璧をなすのが胃がんと肺がん。まず胃がんは男女ともに日本海側の県に集中する傾向が強く、それでも死亡率に関しては突出して高いというわけではなく、やや安心といったとこと。肺がんは男性が北海道と青森、それに近畿圏で罹患率、死亡率とも高く、女性は男性ほど偏りはないが、北海道や近畿以西で罹患率、死亡率ともにやや高い傾向が見られた。ほかに顕著な偏りが見られたのが、大腸がんと肝がんで、前者は北海道と東北、山陰地方に高い傾向がみられ、後者は近畿以西で極めて高い罹患率を示し、死亡率も高かった。同様に山梨も罹患率、死亡率とも高かった。ほか乳がん、子宮がん、前立腺がんなどでは地方による偏りはあまり見られていない。

 冒頭のように、がんが不治の病ではなくなったとはいえ、いまだ死因のトップ(2014年の死因ランキング①悪性新生物=がん②心疾患③肺炎⑤脳血管疾患)であるのは事実。今回の統計から見えてくる一つの傾向としては、比較的食事の味付けが濃い(塩分摂取率が高い)といわれる北国の罹患率、死亡率が高い。もちろん体質もあるだろうが、がんを予防するには、適度な塩梅、何ごともいい案配がポイントとなりそうだ。

 【ピカソの絵が過去最高落札額を更新へ】

 競売会社のクリスティーズがこの日(現地時間25日)明らかにしたところによると、5月に行われるオークションに出品される美術品のうち、パブロ・ピカソ(1973年没、享年91)が描いた「アルジェの女」の推定落札額が過去最高に達していると発表した。この作品はピカソが、19世紀のロマン派の画家ドラクロワが1834年に描いた「アルジェの女」(パリ・ルーヴル美術館所蔵)をベースに描いたもので、これまでの最高落札額は20世紀に活躍したアイルランド出身の画家フランシス・ベーコン(92年没、享年83)が描いた「ルシアン・フロイドの3点の習作」。2013年に1億4240万㌦(手数料の12%を含む)で落札された。今回、ピカソの絵はそれを上回る推定1億5500万㌦(同)になるとみられ、予想通りに落札されると史上最高額となる。日本円にしておよそ186億円。吉野家の牛丼(並盛)が4895万杯食べられる計算になる。毎日3食たべて4万4700日分、人間の一生を80年として、5歳から毎日牛丼を食べ続けると596人の一生分の牛丼が賄える計算だ。凄い…というより、ここまでいくとげんなり、夢もなくなりそう。たった1枚の絵に200億円近く…牛丼はさておき、やっぱりピカソの絵は凄い!


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