元夕刊紙記者たちが、井戸端会議感覚で読者の皆さんに話題のニュースを広く浅く、たまに奥深く提供します

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　日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースから厳選ネタをピックアッツしてお届けする「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう。

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　【中学生に唐獅子牡丹の入れ墨をした彫り師逮捕～入れ墨は医療行為だということをお忘れなく】

　神奈川県警は１８歳未満の少年２人に入れ墨を施したとして横須賀市野比の彫り師、加藤英二容疑者（４０）を県少年保護育成条例（入れ墨の禁止）違反容疑で逮捕した。

　同容疑者は昨年１０月と１１月に同市内で経営する「タトゥースタジオ　キューティ―ラボ」で県内在住の建設作業員の少年（当時１６）と中学３年の男子生徒（同１５）の左スネに、それぞれ「天魔波旬」、「唐獅子牡丹」と呼ばれるデザインを彫ったという。少年はいずれも別件の事件で摘発を受けた際、加藤容疑者の犯行が露見した。同店での入れ墨代金はワンポイントで５０００～１万円、はがきサイズで１～３万円、Ｂ５サイズは５万円からになっており、少年たちの入れ墨費用はどちらも２万円だった。加藤容疑者は２人とも「１８歳以上だと聞いていた」と容疑を否認しているという。

　ただ今回の一件とは別に「実は入れ墨はれっきとした医療行為に該当し、医師免許がない限り施術はできない。違反した場合は医師法（第１７条）違反に問われる犯罪行為。今回は県の条例違反での摘発となっているが、本来であれば３年以下または１００万円以下の罰金または併科とされる決して軽くない罪」というのはある法律関係者。今年２月に自称彫り師を名乗る暴力団の男（５０）が、医師免許を持たずに２０１２年７～１０月に掛けて熊本市内の自宅で知人男性の胸と脚に入れ墨を施したとして医師法違反容疑で逮捕されている。「このように医師法違反で摘発されるのはレアケースになっている。というのも施術する側される側で、口裏合わせられると、なかなか摘発が難しい側面もあるし、かつては暴力団の専売特許だった入れ墨も、いまや有名芸能人の中にも入れ墨愛好者は少なくない。当局の怠慢とまでは言わないが、いたるところにタトゥーショップができてしまい、ココを摘発すればアソコも…となってしまい収拾が付かなくなる。だから今回のように、県の条例違反という微罪で摘発して、幕引きを図っているんだろう」（同）

　入れ墨が医療行為である限り、言わば世の中に氾濫しているタトゥーショップのほとんどが〝もぐりの医者〟と一緒。施術を受ける側も、それ相応の覚悟（施術失敗）が必要だということを頭に入れておくことべきである。

【恐怖のデング熱の季節がもうすぐやってくる!?】

今年も恐怖の大魔王…いやデング熱がやってくる!?

　昨年８月、国内感染が実に６９年ぶりに確認されたデング熱。１８の都道府県から延べ１６０人の感染患者が報告された。２人を除き、いずれも代々木公園（東京都渋谷区）や周辺地域に行ったとしており、またその２人も代々木公園と近い明治神宮外苑や新宿中央公園を訪れている。１０月３０日の感染報告を最後に、蚊の活動が収束時期に入ったため、その後の報告はない。ただしそろそろ蚊の活動時期に入るため、この日、東京都ではデング熱ウイルスの有無を検査するため、蚊の成虫やボウフラの採取を始めた。都ではこれまでも蚊の病原体を調べるために、都内１６カ所で蚊の採取をしてきたが、今年は代々木公園や上野公園など新たに９カ所増やし、全部で２５カ所を調査対象にした。検査結果は都のホームページで公表していく。