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April , 2024
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今日見新々(4月7日=火)~①田中将大にDL入り&手術を心配する声②上西議員問題~もう一方の当事者に説明責任はないのかの声

2015年4月7日(火)11時58分更新

 日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースをコンパクトにまとめた「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう。

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 【マー君開幕黒星スタートにDL入り&手術を心配する声】

マー君は果たして大丈夫のか(写真は「田中将大、ニューヨーク・ヤンキースの超新星」マイケル・バート著、堤理華編集=作品社刊)

マー君は果たして大丈夫のか(写真は「田中将大、ニューヨーク・ヤンキースの超新星」マイケル・バート著、堤理華編集=作品社刊)

 ヤンキースの田中将大(26)がこの日(現地時間6日)、メジャー2年目にして開幕戦先発マウンド(対ブルージェイズ戦=ヤンキースタジアム)という大舞台に立った。日本人メジャーとしては野茂英雄(46、2000年=勝利、03年=勝利、04年=敗戦の3回)、松坂大輔(34、08年=勝敗つかず)、黒田博樹(40、09年=勝利)に次ぐ4人目の大役だったが3回、先頭ピラーの三塁線を破る左前打をきっかけに、続くトラビスに四球を与え無死一、二塁のピンチを迎えた。レイエスの三塁前の送りバントに失策が絡み1失点、さらに無死二、三塁の場面でマーティンに左前2点適時打を放たれた後、4番エンカーナシオンに左越え2ランが飛び出し、この回だけで5失点。結局、田中は4回82球を投げ、打たれた安打は1本塁打を含む5安打2四球6奪三振(失点6、自責点5、防御率9.00)で降板、結局チームは1―6で負け、いきなりの黒星スタートとなってしまった。試合後のインタビューで「(メジャー初登板となった)去年のほうが緊張した」と振り返った田中。それでも「たくさんの方が期待してくれていたと思う。期待にこたえられなくて悔しい」と無念さをにじませた。指揮官のジラルディ監督は、開幕戦は90球、次回登板以降は1試合100球をメドに開幕右腕に今後を託す予定だが、いきなりの敗戦スタートにも「心配はしていない」と冷静に答えていた。

 ただ勝てば賞賛の嵐の地元メディアも、負けると容赦なく手厳しい。ニューヨークタイムズ紙は、栄光あるヤンキースの開幕投手が4回で降板したのは85年のフィル・ニークロー(76=伝説のナックルボーラーでメジャー通算318勝274敗の大投手)以来30年ぶりと伝え、「田中にはあまりにも短い1日だった」と期待外れの結果に嘆息してみせた。

 問題はニューヨークタイムズ以外にも、ニューヨークポストやUSAトゥデーなど、米国メディアがこぞって田中の球速を気にしている事だ。昨年まで最速150㌔を超していた球速が、5㌔は落ちていると心配しているのだ。昨年7月に右肘じん帯を部分断裂し、後半戦は静養とリハビリに努め、完全復帰で迎えたはずの開幕戦。不甲斐ない結果に「このまま調子が上がらなければ、手術の可能性もある」と報じたところもあったほど。在京球団の幹部氏は「故障以来、初めての公式戦、それも開幕投手という重責の中で大事に行き過ぎたのかもしれない。ただ心配なのは、パッと見はそう変わってないようだが、右肘をかばうあまり、フォームが微妙に崩れていないか気になる」と口にした。また別の球界関係者はこう話す。

「ダルビッシュや松坂もそう。田中は駒大苫小牧高のエースとして、連投連投、また連投の活躍で、同校を2年連続夏の甲子園で優勝に導いた。プロに入っても、最後は連戦連投で楽天を日本一に導いた。巷間言われるように、昨年の故障も、間違いなく若い時分からの肩や肘の酷使が関係している。昨年は手術を回避して復帰にこぎつけたが、アメリカのメディアが心配するように最悪、シーズン途中でDL(故障者リスト)入りして、早々に戦線離脱という最悪のシナリオも考えられる。われわれが思っている以上に、もしかすると肘の具合がよくないのかもしれない。とりあえず今後の登板を見なければ何とも言えないが、取り越し苦労に終わることを願うばかりだ」

 次回田中の登板予定は13日(現地時間12日)午前9時5分試合開始の対レッドソックス戦(ヤンキースタジアム)、果たしてこの借りを返して不安を一掃してくれるのか、まずは注目の登板となりそうだ。

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 この日の日本人メジャーで一番輝いたのが、新天地ジャイアンツの1番左翼で先発出場した青木宣親(33)だった。敵地チェース・フィールド(アリゾナ州フェニックス)で行われたダイヤモンドバックス戦で5打数2安打といきなりマルチ安打を記録し、チームの勝利(6―5)に貢献した。またマーリンズのイチロー(41)はブレーブス戦の8回、チーム1点ビハインドの場面で代打出場、一塁ゴロに終わった。守備にはつかず、そのままベンチに下がり、この日は1打数無安打、チームは1―2で敗戦した。

 レッドソックスの田沢純一(28)は対戦相手のフィリーズに4―0でリードする8回に登場、先発のバックホルツを引き継ぎ3人でピシャリと抑える完ぺきなピッチングを披露、チームの勝利(8―0)に貢献した。

 【上西小百合議員問題で問われる自民党の赤枝恒雄議員の説明責任】

 衆院本会議欠席騒動&チンピラ秘書問題で、いまや渦中の人となった〝浪速のエリカ様〟こと衆院議員の上西小百合氏(31)がこの日、無所属議員になって初めて本会議に出席した。維新の党の比例代表選出議員だけに、同党はもちろん、有権者からも「一刻も早く議員を辞職するべき」という声が多数寄せられる中、「法律で議員を続けていくことが認められている以上、国民の声を国政に届けると選挙時に約束したことを貫いていきたい」と改めてキッパリと議員辞職の意思がないことを強調。除名処分を下し、再三議員辞職を要求する維新の党に対しては「エモーショナル(感情的)な感じで処分になったことは大変残念です」といまだ納得いかないとばかりに不満を口にした。

 そんな中、ネット上である人物の責任を問う声が、ここにきて高くなってきた。上西議員が本会議を欠席した前日の3月12日、上西議員をショーパブなど3軒の飲み屋に誘い、ハシゴをさせたとして当初から名前が挙がっていた自民党衆院議員の赤枝恒雄氏(71)だ。東京比例ブロック選出の2期目の議員で、もともと六本木で産婦人科医院を開業する医師でもある。上西氏の言葉を借りれば、「いろいろ相談に乗ってもらっている先輩議員」ということで、12日の誘いも「先輩議員の誘いだったから断れなかった」と振り返っている。その当事者、いわば張本人のコメントがいまだ一切流れてこないのだ。

「メディアは何をやっているのかと思いますよ。上西議員に関しては、もはや言い訳はできないでしょうが、彼女の言葉の裏を取るのに、まず赤枝議員のコメントを取るのが手っ取り早い方法でしょう。なぜ彼はダンマリを決め込んでいるのか、さっぱりわかりません」(東京在勤の30代の会社員)。

 メディアの中には赤枝議員サイドに取材依頼を出しているところもあるようだが、いまだコメントが出てこない。それだけに様々な憶測が流れている。

「どだいおかしいのは赤枝さんは自民党、上西さんは維新の党(当時)、そんなに仲よくして良かったんだろうか」(東京在勤の60代の会社員)、「まず飲み歩いていたのは2人きりだったのか、ほかにも誰かがいたのか、それさえよくわからない。もし2人きりで飲み屋をハシゴしたなら、この赤枝議員ってどういう神経をしているんだろうと思うね。相手は娘ほど歳の離れた独身女性だよ。コメントがなければ、下心でもあったんじゃないかと勘繰られても仕方ないだろうね」(埼玉在住の30代の飲食店店長)、「まさか上西さんが国会を休むために提出した診断書、あれって赤枝さんが書いたってことはないでしょうね。もしそうだったら、大変な問題になりますよね」(横浜在住の40代主婦)

 ざっとこんな感じだ。中に「上西某がいい悪いは別にして、女にばかり責任を押し付けるその了見、男の風上にも置けねえヤツだぜ」(東京在住60代の無職男性)とする意見も飛び出ている。確かにいまだ発言が表に出てこないのは摩訶不思議。上西議員と赤枝議員、12日の件だけでなく、どういう経緯でそこまで親しく付き合うようになったか…ジックリ検証する必要があるかもしれない。


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