27
April , 2024
Saturday

今日見新々(2月8日=日)

2015年2月8日(日)11時53分更新

 日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースをコンパクトにまとめた「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう。

――――――――◇――――――◇――――――◇――――――◇―――――――――

 【白鵬に注意できないマスコミに喝】

いまだ初場所13日目の取り直しが尾を引いている(NHKテレビから)

いまだ初場所13日目の取り直しが尾を引いている(NHKテレビから)

 東京・両国国技館で行われた日本大相撲トーナメントで横綱・日馬富士が決勝で大関・稀勢の里を押し出しで破り初優勝、賞金250万円などを手にした。ところが他の2横綱がいただけない。白鵬、鶴竜ともにそれぞれ初戦となる2回戦で敗退、それも仲よく相手は常幸龍と栃ノ心の平幕という体たらく。とくに初場所で通算優勝記録を33回に伸ばしたばかりの白鵬(29)は、この日も悪い意味で主役の座を日馬富士から奪ってしまった。

 まず早々に支度部屋に戻ってきた白鵬は、報道陣に背を向けマゲを結い直し、一切の取材に応じなかった。初場所、13日目の稀勢の里との一番で取り直しを決めた審判団に対し、「子どもでも(自分が勝っているのは)わかる。(取り直しは)おかしい」と徹底批判、場所後に物議を醸したことが、この日も尾を引いていたのだ。その審判団が揃っていたこともあり、国技館を引き上げる際、記者の一人から「審判部の親方たちが揃っていましたが」と聞かれた時だった。それまで無言を押し通していた白鵬が「なにーっ!」と声を荒げて記者を一喝、鬼の形相で睨みつけたのだ。

 と大体、一般紙やスポーツ各紙はこう事実を伝えたが、「ああ情けない。誰一人、白鵬に注意したり、アドバイスできる記者はいないのかね。『〝なにーっ!〟とは何だ!』と、逆に怒鳴りつけるくくらいの気骨のある記者はいないのかね。審判団を批判したことに対し、いまだきちんと釈明も謝罪もしていない。白鵬をのさばらしている相撲協会も相撲協会なら、白鵬に一喝されて、何も言い返せない記者連中も情けなさすぎる」というのは本サイト記者のK。大相撲は担当したことはないが、「勝てば官軍」で何をやっても許されるような振る舞いをする有名人は大嫌い。これまでも、その手の有名人と何度か現場や楽屋取材などでやり合ってきた自負がある。

「テレ朝のスマステという番組で、お座なりに謝ったらしいが、順番からして審判を務めていた親方衆に頭を下げるのが最初。そして正式に記者会見して世間に詫びるべき。だってそうでしょう。白鵬の発言で一番許せなかったのは、人種差別を口にして、自分は嫌われているような発言をした。あれは大相撲ファンを愚弄した発言に他ならない。だいたいそうでしょ。大相撲ファンはそんな低次元なレベルで相撲を見てはいない。彼は自ら横綱というより、人としての品格を落とすような相撲を取ったり、発言をして自分を追い込んでいる。負けが決まった力士に追い打ちをかけたり、『どうだ、おれは強いだろ!』と言わんばかりに勝ち誇った態度をする。言動があまりに〝はしたない〟から嫌われる。北の湖理事長なんて現役当時、あまりに強すぎたうえ、目つきが鋭くて冷たい印象を与えたばかりに嫌われた。心根はやさしい横綱だったのにね。それこそ差別、今の白鵬よりよっぽど気の毒な嫌われ方をしていた」

 Kの怒りは収まりそうにないのでこの辺でやめさせるが、まだ15歳の2000年に来日し、翌3月に初土俵を踏んだ白鵬。入門時の背丈は175㌢しかなく、体重に至ってはたったの68㌔。どう贔屓目に見ても大鵬の記録を抜くどころか、関取など夢のまた夢の体格だった。それが今では身長190㌢超、体重も160㌔に達し、関取どころか角界史上優勝回数トップに立つ、まさに歴史に残る大横綱に成長した。並大抵の努力では、ここまでたどり着くことはできなかったに違いない。苦労は人の何倍、何十倍もしたはずだ。それに日本語は難しい。言葉の壁が、誤解を生むこともあっただろう。歯がゆい思いは、恐らく想像以上のものがあったし、今もあるに違いない。それでも、苦難を乗り越え、今の立場がある。身長、体重だけでなく、精神力も養うことができれば、間違いなく誰からも好かれ、また誰からも尊敬される大横綱になれることは本サイトが保障する…って言っても、やはり残念ながら、他の大マスコミからすると、本サイトはゴミやチリの存在だ。逆立ちしても影響力はない。だからこそ、大マスコミに頑張ってほしいのだが…。

「白鵬に面と向かって注意したり、アドバイスできる記者はいないのかね。ケンカしたっていいんだよ。白鵬だってこのままじゃかわいそうじゃねえか。新聞記者でございます、デスクでございます、なんてほざいてないで、テメエの仕事を全うしやがれ」

 最後までKは吠えていた。

 【ETC】

 ・東京・秩父宮ラグビー場などで行われたラグビー日本選手権1回戦で、大学選手権6連覇中、学生横綱の帝京大がNECと対戦、31―25で破る大金星を挙げた。大学がトップリーグから勝利するのは2006年に早大がトヨタを28―24で下して以来、9年ぶりの快挙。帝京大は15日、準々決勝で東芝と対戦する。

 ・ハリウッド映画「SAYURI」(2005年公開)では渡辺謙と共演し、「グリーン・デスティニー」(00年)や「ラッシュアワー2」(01年)など数々の代表作がある中国人女優の章子怡(チャン・ツィイー=35=9日に36)がロック歌手の汪峰(ワン・フォン=43)と婚約したと中国メディアが報じた。ワンは2013年、前妻と離婚、その後、2人は交際していたという。

 ・兵庫県姫路市内の公園で、小学4年生の女児2人が滑り台で遊んでいたところ、ナイフのようなものを持って、男が階段を上がってきた。気づいた女児は、急いで滑り台を降りたが、1人が転び男に腕をつかまれた。すぐにもう一人の女児が110番通報し、パトカーのサイレンに気づいた男は逃走したという。女児2人にケガはなかった。男は30代と見られ、黒の上下に黒のニット帽もかぶっていたという。現在も逃走中で、警察が緊急配備を敷いて、男の行方を捜している。


関連記事


タグ

, , , , ,

コメント




情報提供をお願いします

当サイトは、読者の皆さまと井戸端会議をする感覚で制作し、運営することを目指しております。

そのため随時、ジャンルを問わずに情報提供をお願いしております。ぜひご協力願えれば幸いです。

ただし何分、現在の運営状況では謝礼をお支払いできる余裕はございません。ぜひ当方の現況をご推察、ご理解のうえ、ご賛同、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

情報提供(各種問い合わせを含む)はこちらをクリックして、必要事項をご記入の上、送信してください。

受信順に拝読させていただきますが、何分少人数で運営しているため返信や回答が遅れるばかりでなく、すべてにおこたえできないことがありますこと、何卒お許しください。