今日見新々(4月12日=日)~①張本勲氏の発言でネットは大炎上もカズがW杯日本代表入りに光明射す!?②統一地方選前半は与党勝利!?
日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースから厳選ネタをピックアッツしてお届けする「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう。
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【三浦知良へ引退勧告したご意見番・張本勲氏が袋叩き~ネット上が大炎上もお陰でカズがW杯日本代表入りの可能性が出てきた!?】
「もうお辞めなさい」――この日、TBS系朝の情報番組「サンデーモーニング」のスポーツコーナーで、ご意見番としてレギュラー出演する野球評論家の張本勲氏(74)が発したひと言がサッカーファン、カズファンに火をつけた。カズことFC横浜(J2)の三浦知良が、5日に行われた対磐田戦でヘディングシュートを決め、自らのJリーグ最年長得点記録を48歳1カ月10日に更新したことに張本氏が触れ、持論を展開した。
まずは出演者たちとVTRを見ながら、試合のもようを振り返った時だった。カズがゴールを決めた瞬間、まずMCの関口宏(71)が口を開いた。
「出た、ヘディング、見事、え~ボールは来てもちゃんと合わせられるのは大したもんだなぁ、48歳、はいカズダンス」
関口をはじめ、感心する他の出演者たちを尻目に、張本氏はやおらこう口を開いた。
張本 カズファンには悪いけどもね、もうお辞めなさい
関口 なんで~
張本 いやいやいや、スポーツマンとしてね、もうね、魅力もないしね。あの野球でいえばね、2軍だから。2軍で頑張ってもね、そんなにもう話題性もないしね
関口 でも2軍でもまだ~
張本 いや若い選手にやっぱ席譲ってやらないと
関口 ああそう~
張本 (サッカーは)団体競技だからね。もう伸び盛りの若い選手が出れないわけですよ
関口 そうか…
張本 ですからもうお辞めなさい。これほどの選手だからね
関口 いまカズファンからワァーと(TBSに)電話が鳴っていますよ
張本 いやいや鳴るでしょう、鳴ってもいいんですよ、そりゃあね。これから彼はね、これだけの選手だから、やっぱり指導者としてね
関口 まあ一利なくはないけど、どうですか
関口はたまらずゲスト出演していた野球評論家の山田久志氏(66)に意見を聞いた。
山田 まあ団体っていうね…個人でやっている競技はね、私は何歳まで(歳を取っても)やってもいいと思っているんですよ
関口 ゴルフみたいな…
山田 ゴルフみたいなね。そりゃあやれるだけやったらいいんですよ。団体となればですね、いろんな監督とか気を使いすぎるんですよ、ベテランの選手というのは
関口 そうか…
山田 出してあげなくちゃいけない、ちょっと、あと居場所をちゃんと確保してあげないと…、そういう神経も使うんでね、難しいねえ、ええ
関口 そんなもんかなあ
すると再び関口、山田の会話に割って入った張本氏が持論の付け足しをした。
張本 しがみつくね、必要がないですよ、もう。立派な指導者になれますからね。そういう道を選んでもらいたいですよ
関口 でも何か楽しいけどな、見ているとなあ
張本 何が楽しいの? アナタが楽しいだけでね
関口 ファンの人たちはたくさんいるでしょう
張本 やっぱりね、若い人をドンドンドンドンね、もう押し出していかなきゃ
関口 まあそういう意見もありますかあ!
関口は最後、語尾を強めてこの話題を締めくくった。
ネット上では張本発言に即反応、「許せません! サンデーモーニングに謝罪求めるメールしました」「サッカー舐めてんの? 野球だけ解説してなよ」「時代錯誤のコメントしかできない評論家はいらない」「老害は家に引っ込んでろ」「野球とサッカーを一緒にすんな!」など番組中から続々コメントが寄せられ大炎上、現在、日が変わろうとしている中でも秒単位で続々コメントが寄せられ、ほぼ100%近くが張本氏の発言を批判するものだ。
◇張本発言がカズを奮い立たせ…その先は
カズだけではない。アスリートたちにとって、年齢からくる体力の衰えは必ずやってくる。そして現役を退く日も、やはり確実にやってくる。「ただ功成り名を遂げた選手の引退は、第三者が口に出して決めることじゃない。必要ないと判断されれば、自然淘汰されるのがプロの世界だし、何より、カズほどキャリアと実績のある選手は、引き際は自分が一番わかっているはず。やはり今回の張本さんの発言は、スポーツでいえば一発退場、レッドカードものだったと言わざるを得ない」というのはスポーツジャーナリストのA氏だ。
それこそプロ野球界でいえば、今年8月の誕生日がくると50歳になる中日の投手・山本昌がいまだ現役で勝負しているし、スキージャンプではご存じ、レジェンド葛西紀明(42)が自身の持つワールドカップ表彰台などの最年長世界記録を更新し続けている。3年後の韓国・平昌五輪、さらには2026年冬季五輪に立候補を表明した札幌での現役続行も視野に入れていると言われる。サッカーは常に走り続けるハードなスポーツに違いはないが、「寿命と同じで、身体年齢も確実に個人差がある。カズにはできる限り現役で頑張ってもらって、これまでもいろいろと塗り替えてきた日本サッカーの歴史をつくっていったほしい。われわれ中高年にも励みになる」というA氏だが、張本氏の気持ちもこう代弁した。
「張本さんは自分の意見をとにかくストレートに言いたい人。でもそれがあの人の魅力だし、それがなければ張本さんの価値は正直なくなる。彼は彼なりにカズの身の振り方をアドバイスしたつもりだったかもしれない。ただ今回は、振られて意見を言ったわけではなく、率先して言ってしまった。そこがそもそもの間違いだった。カズの話は流していればよかったんだろうけど、それができなかった。私はだからと言って、張本さんにこれからはおとなしくしてほしいと思わないし、これからも厳しいコメントをしていってほしい。ただ今回の一件で〝聞き流すワザ〟を身に着けてほしいと願うばかり」
カズは当然、これらファンの反応には感謝しているだろうし、うれしいはずだ。ただ彼ほどの男が張本氏の引退勧告程度でめげるはずはない。きっと、さらに自分を奮い立たせ、それこそチームをJ1昇格へ導こうと今以上に発奮するだろうし、ひそかに18年のロシアW杯の日本代表入りを目指しているかもしれない。意外と「あの時の張本発言がカズをW杯に導いた」なんて話になるかも。ぜひそう期待したいところだ。
【統一地方選前半戦は与党の勝利!?】
この日投開票が行われた統一地方選挙の前半戦は、まず10の道県の首長選の結果は与野党伯仲の激戦が伝えられていた北海道が自民、公明両党が支援する現職の高橋はるみ氏(61=無所属)が、民主など野党各党が推薦する新人のフリーアナウンサーの佐藤のりゆき氏(65=同)を破り、4選を果たした。北海道知事としても女性知事としても4選は史上最多。今後、選挙戦で原発問題の明言を避けて選挙を戦ってきただけに、果たして「原発推進」なのか、否か、全国的にも注目されている。
またやはり与野党候補の激戦が予想された大分県は自民党県連と公明党県本部推薦の現職の広瀬勝貞氏(72=無所属)が民主党から実質的に支援を受けていた大分市長から鞍替えして出馬した釘宮磐氏(67=同)を破り、4選を果たした。ほか、県知事選の結果は下記の通り。
※神奈川県知事=黒岩祐治氏(60=無所属、与野党相乗り)2選※福井県知事=西川一誠氏(70=同、与野党相乗り)4選 ※三重県知事=鈴木英敬氏(40=同、自民、公明推薦)2選 ※奈良県知事選=荒井正吾氏(70=同、与野党相乗り)3選 ※鳥取県知事=平井伸治氏(53=同、与野党相乗り)3選 ※島根県知事=溝口善兵衛氏(69=同、自民、公明推薦)3選 ※徳島県知事=飯泉嘉門氏(54=同、自民、連合推薦)4選※福岡県知事=小川洋氏(65=同、与野党相乗り)2選
また5つの政令指定都市の市長選の中で、唯一自民VS民主両党対決となった札幌市長選は民主のほか維新の党が推薦し、新党大地と社民党が支持する元副市長の秋元克広氏(59)が自民党推薦で元総務省職員の本間奈々氏(45)を破り、初当選。統一地方選前半戦としては、唯一野党が金星を勝ち取った選挙となった。ただ当初から自民党内部が分裂状態にあり、党内は大モメ。北海道の大ボス、町村信孝衆院議長のゴリ押しで本間氏の推薦が決まり、それに反発した同党の札幌市支部連合会の元会長の橋本聖子参院議員が森喜朗元首相の後ろ盾を受け反旗を翻していた。言わば秋元陣営の勝利は、自民党の内輪モメのお陰とも言われている。その他の4つの市長選の結果は下記の通り。
※神奈川・相模原市長=加山俊夫氏(70=無所属、与野党相乗り)3選 ※静岡市長選=田辺信宏氏(53=同、自民、公明、連合推薦)2選 ※静岡・浜松市長=鈴木康友氏(57=同、政党推薦なし)3選 ※広島市長=松井一実氏(62=同、与野党相乗り)2選
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