元夕刊紙記者たちが、井戸端会議感覚で読者の皆さんに話題のニュースを広く浅く、たまに奥深く提供します

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　日ごと新しいニュースが飛び込んでくる。本サイトが毎日のニュースをコンパクトにまとめた「今日見新々」。今日はどんなことがあったんだろう。早速覗いていよう。

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　【数々の浮名を流した肉食系女子アナ、ついに年貢を納める】

齢４２にして遂にゴールインした下平アナ（写真は「サンデースクランブル」から）

　かねてから交際の噂があったテレビ朝日の下平さやかアナウンサー（４２）と巨人の外野手、長野久義（３０）がこの日、婚姻届を提出したことを発表した。２人の交際は長野がドラフト１位指名を受け、巨人入りを決めた２００９年末、〝車チュー〟写真が一部週刊誌に掲載され発覚。当時はまだ長野が入団したばかりの大事な時だっただけに、周囲からは「やることだけは一人前」と非難され、下平アナもテレ朝内外から相当なバッシングを受けていた。

　今でこそベテラン女子アナとして、落ち着いた風格さえ漂わせる下平アナだが、彼女はもともと超肉食系として知られ、様々な男と浮名を流してきた。Ｊリーガーに三味線奏者、有名なところではＳＭＡＰ中居正広（４２）とウッチャンナンチャンの内村光良（５０）。とくに２０００年に発覚した内村との交際では、自身がＭＣを務める情報番組で、堂々の交際宣言までやってのけた。また内村との関係を写真誌に掲載された時は、「よもやあの時の行為の最中か」と噂され、その後〝下フ○ラアナ〟と揶揄されもした。その内村は０５年、元テレ朝の徳永有美アナ（３９）と不倫の末に結婚し、今では二児を授かり幸せな家庭を築いている。

　長野は球団を通して「お互い話し合いをし、この度結婚させていただくこととなりました。自覚を持ってより一層努力して参りますので、今後ともご指導よろしくお願いいたします」とコメントしたが、やはり際立つのは年齢差。下平アナと長野は１１歳と２カ月、ひと回り近い差があるのだ。

「ただ皆さんも知っての通り、プロ野球選手は姉さん女房花盛り。ガキの頃から野球ばかりで、身の回りの面倒など自分では見切れない。酸いも甘いも知り尽くした世話焼きの年上女房の方が、選手はノビノビと野球に専念できる。何より、多少の女遊びも目をつぶって許してくれる…可能性は高い。昔、浮名を流したような女性はとくにね。だから長野と下平アナはいい組み合わせだと思いますよ」というのはプロ野球界、芸能界に詳しい関係者。

　参考までに姉さん女房で有名なプロ野球カップルといえば、まず真っ先に思い浮かぶのが野村克也（７９＝元楽天監督ほか）沙知代（８３）夫妻と落合博満（６１＝中日ＧＭ）信子（７０）夫妻。ダンナはカミさんのてのひらで、まさにうまく操縦されている。現役では松坂大輔（３４＝ソフトバンク）倫世夫妻（４０）、イチロー（４１＝マーリンズ）弓子（４９＝元ＴＢＳアナ）夫妻、長野の同僚で０８年に結婚した澤村拓一（２６）麻季（３４＝元日テレアナ）夫妻などがいる。ちなみに１０歳以上の年の差となると、そう多くはないが１１歳の差までわずか１日足りないのが９０年代前半から半ばにかけ、巨人でセットアッパーとして活躍した橋本清（４５＝現野球評論家）里見和香（５６＝元女優で現アンチエイジング会社経営）夫妻がいる。さらに上となると、一時一世を風びした！？　有名なカップルのご登場。ベネズエラ出身でかつてヤクルト、巨人、ソフトバンクで活躍したペタジーニ（４３）オルガ（６８）夫妻がそう。実に２５歳の年の差も気にせず、来日時は周りの目などお構いなしにイチャついていたのは記憶に新しい。ペタジーニの高校時代の友人の母がオルガ夫人だったことも、世間をアッと驚かせた。そのアツアツぶりも、球界を引退してから冷めたのか、一昨年、ペタジーニが若い女性に走って終焉を迎えたのだとか。

　【教師が狂言クレーマー！？】

　年明け早々から各所で頻発して起こった食品の異物混入事件。チキンナゲットにビニール片のようなものが入っていたり、フライドポテトに人の歯のようなものが混入していたり…、その後もベビーフードにコオロギが混入するなど全国津々浦々、様々な食品から異物混入の報告が寄せられた。最近はやや落ち着きを取り戻していると思っていたら、虚偽の申し出をしたとして教師が逮捕された。宮崎県日向市の公立小学校教師の黒木明容疑者（４６）は２月２５日、同市内のコンビニでおにぎりを１個購入、その日のうちに毎日新聞の記者を自宅に呼び、「おにぎりを食べたら銀歯が出てきた」と情報を提供、同紙は翌日の朝刊社会面で「日向のコンビニ　おにぎりに異物」などとする記事を掲載した。

　ところが捜査に当たった同県警が銀歯を確認したところ、黒木容疑者本人の歯型と一致、コンビニへの信用棄損の容疑で黒木容疑者を逮捕した。意図的だったのか、本当に自分の歯だとは気づかずに異物と思ったのか現時点では判然としていないが、黒木容疑者は「それが本当なら大変申し訳ないことをした」とうなだれているという。まんま！？　とニセの情報を信じて誤報を出してしまった毎日新聞は「関係者にはご迷惑をおかけしたことをおわびします」と謝罪した。

　【黒田が凱旋先発で圧巻のピッチング…ほかプロ野球開幕３日目結果】

　ヤクルト１ー２広島（マツダＳ）＝広島２勝１敗

　ヤクルト杉浦、広島・黒田の先発で始まった試合は広島が５回、連続四球で出塁した走者を一、二塁に置き、梵の適時二塁打で１点を先制、その後も７回に１点を追加し逃げ切った。この日は黒田の凱旋登板とあって、マツダスタジアムには３万１５４０人の観客であふれかえり、黒田の一挙手一投足に注目が集まった。２００７年９月２７日以来、実に２７４０日ぶりの公式戦の先発マウンドは、この日も同じヤクルト戦。三者凡退に抑えたのは４回と５回の２回だけだったが、ランナーを出しても要所要所をお得意のツーシームやカーブで抑え込み、７回９６球を投げ、終わってみればヤクルト打線を５安打１四球５奪三振無失点に抑え込み、凱旋勝利を飾った。試合後、黒田は「勝ててよかった。体が続く限り、チームのために投げ続けたい」と力強く語った。負け投手は杉浦でヒースにセーブが付いた。

　ベイスターズ３ー１１巨人（東京Ｄ）＝巨人２勝１敗

　ベイスターズ三嶋、巨人・高木勇の先発で始まった試合は、巨人が序盤から得点を重ね、５回には打者一巡６安打で５得点を挙げ楽々逃げ切った。前日は２―１０の大惨敗、その借りをキッチリ返した形になった。高木勇は６回１０５球を投げ、ベイスターズ打線を６安打５奪三振の２失点に抑え、新人投手として開幕カードに勝利するのはチームとして１９６０年の堀本律夫、青木宥明以来、５５年ぶりだった。負け投手は三嶋。巨人・亀井に２号ＨＲ。参考までに、この日、テレ朝の下平アナと結婚を発表した長野は３番で先発出場し、３打数１安打２四球２打点と活躍し、チームの勝利に貢献した。

　中日８ー１０阪神（京セラＤ）＝阪神３勝０敗

　中日・八木、阪神・藤浪の先発で始まった試合は初回、中日打線が制球の定まらない藤浪をとらえ５安打で３得点を挙げ先制、ところがその後、阪神打線が４回４安打４得点、５回に５安打５得点と爆発し、その後点差を縮められたが逃げ切った。中日は阪神より４本多い１５安打を放ちながら、拙攻も目立ち３５年ぶりとなる開幕３連敗、阪神は７年ぶりに開幕３連勝を飾った。勝ち投手は藤浪、負け投手は八木で呉昇垣にセーブが付いた。阪神ゴメスに１号ＨＲ、同福留にも１号ＨＲ。

　オリックス４ー５西武（西武Ｐ）＝西武３勝０敗

　オリックス山崎福、西武・郭俊麟の先発で始まった試合は、オリックスが２回に小谷野の２ランなど５安打で３点を先制したが、その後、西武に逆転を許し、１２年以来３年ぶりの３連敗となった。勝ち投手は来日初勝利となった郭俊麟、負け投手は白仁田、高橋朋に３戦連続でセーブが付いた。オリックス小谷野に１号ＨＲ、同糸井に１号ＨＲ。

　楽天１―１１日本ハム（札幌Ｄ）＝日本ハム２勝１敗

　楽天・横山、日ハム・ガラテの先発で始まった試合は初回から日ハム打線が爆発、打者一巡１１人で６安打、陽、レアードの２発の２ランも飛び出し４点を先制した。その後も５回まで毎回得点の１１点を挙げ、序盤で早々に試合を決めてしまった。勝ち投手はガラテ、負け投手は横山。日ハム陽、同レアード、同中田にそれぞれ１号ＨＲ。

　ロッテ５―４ソフトバンク（ヤフオクＤ）＝ソフトバンク１勝２敗

　ロッテ・イ・デウン、ソフトバンク中田の先発で始まった試合は２回、ソフトバンクが長谷川の２ランで先制し３回にも１点を追加したが、ロッテも中盤の４回にクルーズ、根元の適時打で２点を挙げ、さらに５回に５安打を集中させて３点を挙げて逆転、そのまま逃げ切った。勝ち投手はイ・デウン、負け投手は中田、西野に２セーブ目がついた。ソフトバンク長谷川に１号ＨＲ。