〝マネーの虎〟邱永漢さん遺族が20億円超の申告漏れ(今日見新々4月29日=水①)
中高年、特に還暦以降の年配者には〝金儲けの神様〟として知られ、いろいろとお世話になった読者も多いハズ。経済評論家であり、経営コンサルタント、さらに実業家でもあり直木賞作家(1955年「香港」で受賞)でもあった邱永漢さん(2012年死去、享年88)。氏の教えに従って、たんまりと虎の子を貯めた御仁にとって、まさに神様であったに違いない。当然、ご本人も相当貯め込んでいたようで、この日、東京国税局の税務調査で、邱さんから遺産相続を受けた日本在住の3人の親族が、20数億円に上る申告漏れを指摘されていたことが分かった。追徴税額は過少申告加算税などを含め約9億円で、すでに修正申告を済ませたという。
関係者の話では、3人が相続した遺産のうち、相続した株式の一部を過小評価したり、配当所得を申告しなかったりしたことで、8億円ほどの申告漏れを指摘された。昭和を代表する経営の神様であった邱さんだけに、死してなお、金銭で話題になるところは、さすが「マネーの虎」中の「マネーの虎」の面目躍如と言ったところ?
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